北海道南西沖地震教訓情報資料集

 
1.地震被害発生期(1993年7月12日~7月15日)
道(都府県)
自治体
地域
   平成5年
(1993年)
   7月12日
地震直後
建設省:北海道住宅都市部部長に「北海道庁を中心に、青苗地区で復興区画整理を行う可能性を検討したらどうか」の話をする
   22:17
奥尻町:奥尻地区の一部(役場付近)を除く全地区で停電
地震発生
   22:20
果たして通じるかどうかわからない防災無線で、「波発生の恐れあり、避難せよ」の放送を成田課長との協議のもとに織戸課長が流す
   22:22
札幌管区気象台:北海道の日本海沿岸域に対し「オオツナミ」の津波警報を発令
  
海上保安庁:大津波警報の発令に対し、無線通信、無線電話を使い、直ちに航行船舶にこれを周知する。
  
管下海上保安署:関係各所に周知するとともに、巡視艇により在港船舶や釣り人にスピーカーで津波警報を伝達する
   22:24
NHK札幌放送局:津波警報をテレビとラジオで全国に向け放送
   22:27
北海道総務部防災消防課:札幌管区気象台からの津波情報をファックスで入電、各支庁に対策通報として警報を伝えた
   22:30
海上保安庁:職員が自主的に集まり、直ちに状況調査にあたる(各巡視艇は緊急出港して津波に備えたため被害は皆無)
北海道総務部防災消防課:「北海道災害対策連絡本部」設置 空知支庁、上川支庁を除<12支庁及び東京事務所に「災害対策地方連絡本部」
町長、役所に駆けつける
青苗漁港に停泊中の漁船2隻から火災発生(原因不明)が確認される
  
*「北海道災害対策檜山地方連絡本部」設置(北海道檜山支庁)
  
北海道警察(道警)本部:「災害警備対策本部」を設置
   22:31
テレビで津波警報の発令を確認。防災無線にて一斉避難の命令を出す。
   22:33
*檜山支庁:北海道からの警報を防災行政無線で管内各町に伝達
大津波警報発令による避難命令を流す(消防署から町職員が消防無線にて放送)
  
町広報車により、避難命令を流す(危険度が高かったのでとりあえず奥尻~武士川までの地区のみ)
   22:35
*檜山支庁:航空自衛隊北部航空方面隊に対し災害派遣の要請 派遣場所:奥尻町及び北海道西海岸 内容:捜索救助活動、被害復旧活動、応急医療救護活動、人員及び物資の緊急輸送、その他必要な事項
奥尻分屯基地の自衛隊・西森司令に被災者救援の派遣要請
奥尻町字青苗233番地付近の住宅から、一斉に火の手が上がる
   22:47
北海道:第1回目の被害状況を報道発表
   22:50
第一管区海上保安本部:「第一管区北海道南西沖地震対策本部」設置
町長立ち会いのもと、役場内に緊急災害対策本部を設置(防災無線で町職員に緊急出動命令を発令)
  
津波第2波襲来の報告を確認する
  
救急車の出動要請が相次ぐが、洋々荘の裏山が崩れているため、出動できずとの報告が入る
  
広報車が洋々荘付近で倒れていた被災者1名を救助、病院に収容するの報告が入る
   22:30
政府:23時過ぎ、国土庁長官を本部長に「非常災害対策本部」を設置
消防からの無線放送で、青苗地区の火災発生を確認する
   23:15
支庁より一斉指令(江差地区で震度4の情報入る)
   23:17
青苗市街地の被災状況が増田(町職員)より無線で入る
  
青苗灯台下より農協までの地区に津波被害の報告入る
   23:30
警察庁「北海道南西沖地震災害警察本部」を設置
   23:32
檜山支庁の永田さんより、災害状況についての照会あり
  
消防より重機の手配について要請が入る(建設課の上野係長が手配する)
  
再度、支庁より被害状況の問い合わせが入る
  
青苗地区の住民は支所横のゲートボール所などに避難しているとの確認情報が入る
   23:39
吉沢より、奥尻地区については水道の断水以外に被害がないらしいとの情報が入る
   23:40
消防(若山)より、青苗地区の火災および津波による負傷者が多いので医師を確保してほしいとの要請が入る
   23:43
企画課の山本、酒谷、病院の状況を調査するために出動する
   23:47
洋々荘の現場より、重機とジャッキの要請が入る
   23:45
土現の藤谷より、なべづる地区の南谷薫宅がつぶれて道路にはみ出し進行ができないとの報告が入る
   23:54
青苗地区でプロパンガスの元栓シメ作業を実施中との連絡が入る
   23:55
木村主事からの連絡で宮津地区および東風泊地区の住民が宮津小学校に無事避難との連絡が入る
   23:57
青苗地区の火災が病院にまで延焼中との報告が入る
  
*檜山支庁管内各町対策本部設置状況 江差町22:40 上ノ国町22:25 厚沢部町22: 50 乙部町22:40 熊石町22: 30 大成町22:30 奥尻町22:50 瀬棚町22:30 北檎山町22:30 今金町22:25(7/14 9:00奥尻災害支援本部設置)
   7月13日
北海道開発庁長官視察(政務次官同行)(奥尻、大成、瀬棚、今金)(7/13~14)
横道知事視察(奥尻、檜山北部)(7/13~14)
奥尻町:主要道路(奥尻~青苗間)開通
  
海上保安庁:第1期捜索救助活動開始(~7/16、ヘリコプター搭載型巡視船を指揮船とする4船隊に編成、さらに、人員、物資輸送を任務とする1船隊を別に編成)
北海道南西沖地震災害対策檜山地方本部:救援物資の受付を開始
  
建設省:復興区画整理の検討を指示
北海道住宅都市部都市整備課:建設省に出向き、「災害復興区画整理の検討指示」を受ける(~15日)
  
乙部町:飲料水、カップ麺、牛乳を救援物資として奥尻町に届ける
   0:00
北海道:0時現在の被害状況取りまとめを指示
   0:05
海上保安庁:奥尻航路標識事務所から専用回線を通して「青苗灯台は倒壊、同島の航路標識は消灯中、島全体が停電し、火災が発生している。地元住民が同事務所に避難してきている」との第1報が入る
道警本部:「奥尻町で大規模な火災発生。津波の被害で壊滅状態」と情報が入る
   0:06
青苗冷蔵庫のアンモニアガスが流出中。危険なので近寄らないでほしいとの連絡が入る。
   0:08
仏沢地区では被害なし、の報告が入る
   0:10
なべづる地区の南谷宅から佐藤宅までは全壊との情報が入る。住民の避難状況については不明
   0:15
奥尻町字青苗160番地付近一帯の住宅から火災が発生
   0:18
*檜山支庁:陸上自衛隊第11師団に対し災害派遣の要請 派遣場所:奥尻可及び大成町 要請内容:給水、人命救助、救護、緊急患者輸送、行方不明者捜索、緊急物資輸送、防疫
   0:19
洋々荘のガレキの下より1名救出、今なお2名の救出作業中との連絡が入る
   0:23
自衛隊にヘリコプターでの医師の派遣要請をする
   0:26
宮津地区から球浦の厂原勇作宅までは通行可能の連絡が入る
   0:29
青苗地区担当者にヘリコプターによる医師の派遣が決定したことを無線でとりあえず連絡する
   0:30
道警ヘリが被害調査のため出発
洋々荘の現場より負傷者1名を救出、国保病院に収容するとの報告入る
  
北海道:奥尻町に災害救助法適用(災害救助法施行細則第5条第1項の適用地域として指定)を決定
   0:37
支庁より、ヘリコプターで医師と救急隊員が奥尻空港に来るとの連絡が入る
   0:38
稲穂地区で住民が多く流された模様との連絡が入る
   0:45
北海道災害対策本部:「奥尻町のホテル洋々荘が全壊。20~30人が生き埋め」との情報が入る
   0:46
洋々荘より1名救出、なおまた1名が土砂に埋もれながら声を出しているとの情報
   0:56
消防(若山)から、青苗地区の火災は農協まで延焼中、けが人がかなり出ている模様との連絡
   1:03
球浦地区の住民2名が東風泊方面で救助されるの情報が入る
   1:05
青苗地区漁協付近で大規模な火災発生の連絡
   1:09
球浦地区で死亡者1名ありとの報告が中村技師より入る
   1:10
支庁より、医師派遣のヘリコプターのフライトについて連絡あり
  
2:00に丘珠空港を発ち、奥尻空港には3:40頃に到着の予定(医師4名、看護婦6名、救急隊員5名)
   1:15
渡島支庁:陸上自衛隊第28普通科連隊に災害派遣要請
青苗地区住民が、米岡自治会館にも避難しているとの連絡が入る
   1:23
青苗地区の水の確保がなんとかなりそうだとの連絡が入る
   1:25
洋々荘の現場より、灯油備蓄タンク1基が全壊との連絡が入る。灯油が流出している模様
   1:32
北海道災害対策本部:青苗地区の駐在所から「680戸のうち3分の1は津波で損壊、火災で340戸くらいが燃えている。被害は把握不能」と連絡が入る
   1:34
奥尻空港の照明設備は異常ない模様。これから点灯するとの連絡が入る(安藤寛より)
   1:42
洋々荘の客1名が、仏沢地区で無事発見の連絡
   1:48
米岡自治会館に重傷者7名が収容されたとの連絡が入る
  
空港の照明OKとの連絡
   1:54
洋々荘の現場より1名救出の連絡。なお、現在、自衛隊による生存者確認作業が続行中とのこと
   2:00
後志支庁:陸上自衛隊第29普通科連隊に災害派遣要請
洋々荘の現場より1名収容するの情報入るも、様態は不明
   2:03
洋々荘の現場より2遺体収容の連絡入る
   2:20
?北海道消防相互応援協定により、近隣消防機関が出動
   2:22
球浦地区の明上清孝一家は無事との連絡が入る。避難場所は堀水組倉庫
   2:24
支庁より、海上保安庁の巡視船が江差を出航、奥尻着は6:30頃の予定(警察官36名乗船)との連絡
   2:27
野名前地区で4→5名が行方不明の情報。20数軒あった住宅が、5戸しか残っていない模様
   2:30
北海道:「0時現在の被害状況」を報道発表
   2:40
海上保安庁:「付近のイカ釣り漁船3隻が発見収容していた海上漂流者9人を本船に収容した。他にも漂流者がいる模様なので、警備救難艇と付近漁船により捜索中」などの情報が入る
   3:06
木村主事より、稲穂漁協付近の家屋が全壊の模様との連絡が入る
   3:50
支庁より、青森県大湊港から護衛艦ゆうぐもが出航の情報入る
   3:52
自衛隊に給水車を要請する
   3:54
洋々荘の現場で生存者を発,見、救出作業続行中との連絡が入る
   4:20
北海道防災無線により、津波に関する避難命令を解除
津波に関する避難命令が一斉解除される
   4:25
自衛隊ヘリコプター到着
幌内地区より、電灯による光の信号が確認されたので、生存者がいる模様とのこと(ヘリコプターからの通報)
   4:30
奥尻町字奥尻309番地の3にて車両が出火
   4:36
青苗沖で漁船が重傷者を救助したが、船からヘリコプターに移送できないかどうかとの連絡入る。自衛隊本部に早速連絡する
   4:40
檜山支庁へ消火剤の散布を依頼する
   4:45
*檜山支庁:海上自衛隊大湊地方総監に対し災害派遣の要請 派遣地区:奥尻可及び奥尻島近海 要請内容:人員・物資の輸送及び警戒、行方不明者の海上捜索(7月15日12:30追加要請)
   4:47
海上自衛隊:青森県大湊港から、医官1人と医薬品、8500食分の非常食、衣服1200着や毛布1300枚を積んだ輸送艦「ねむろ」が出港(同日15: 17に奥尻に到着)
   4:49
球浦地区の細田区長より、家屋7戸が全壊との報告入る
   4:58
東風泊地区と宮津地区の消防団員、出動可能になったとの連絡
   4:59
米岡地区の旧会館に避難している人に負傷者なしとの連絡入る
   5:00
宮津地区、東風泊地区の消防団に、洋々荘の現場での人命救助作業のための派遣要請をする
  
球浦地区のTさんが行方不明との情報が入る(坂本)
  
藻内地区の行方不明者を確認。Aさん、Bさん、Cさん、Dさん、Eさん、Fさん・・・・・・。
   5:06
球浦地区で子供の遺体収1との連絡入る
  
洋々荘の現場から1遺体収容との情報
   5:07
青苗地区の遺体収容場所を研修センターに決定
   5:21
洋々荘の現場から1名救出の報告
   5:30
支庁より、自衛隊輸送艦ねむろが救援物資を積載して大湊港を出港したとの連絡。到着時間は未定
  
なお、物資は衛生関係資材164㎏、食料(缶詰)8,500缶、衣服1,200着.毛布1,300枚とのこと。奥尻港での物資の受領責任者を佐々木課長に決定
   5:35
陸上自衛隊倶知安駐屯三科隊が、青苗地区商店街における生存者ならびに遺体の確認調査作業開始の連絡が入る
   5:40
神威脇地区の住民14名が船で沖に避難しており、全員無事だとの連絡が入る
   5:43
赤石地区(坪谷氏)から、炊き出し用の生イカの差し入れ
   5:48
野名前地区において、身体の不調者3名ありとの連絡。町職員の木村が自家用車で病院に移送する
   5:53
海上保安庁より、小樽港から巡視船が出航し、沖で救助作業を行ってから江差に向かったとの連絡
   6:06
神威脇地区のホテル緑館に重傷者がいるため、ヘリコプターで救助できないかとの問い合わせが入り、空港にヘリコプターできている自衛隊に連絡する
   6:11
医師が到着。松江地区の負傷者救護に向かう。防災無線で松江地区の住民には周知してある
  
行方不明だったTさんの生存が確認される
   6:12
初松前地区から赤平宅、山崎宅にかけての地域が津波で全壊との連絡が入る
  
青苗港の火災が激しく、巡視船は青苗港に入港できないとの連絡が入る
   6:20
自衛隊札幌病院:医療支援に入る(医官7人、薬剤官1人、看護婦5人、救随員17人)
   6:26
青苗灯台周辺は全壊らしいとの情報が入る
   6:33
医師5名、看護婦5名が奥尻空港に到着。そのうち医師4名、看護婦4名は青苗支所に向かう。
   7:00
気象庁:今回の地震を「北海道南西沖地震」と命名
北海道:「災害対策連絡本部」→「北海道南西沖地震災害対策本部」設置、「北海道南西沖地震災害対策地方本部」設置(渡島、檜山、後志、宗谷、胆振の5支庁及び東京事務所)(平成6年8月2日15時、廃止)
  
気象庁:大津波警報を解除
   7:05
避難場所になっていた青苗研修センターを遺体収容所にするため、避難所を青苗小学校に移す
   7:12
津波警報が解除される
   7:18
国保病院の水道復旧の連絡
   7:20
奥尻から谷地間の道路がようやく開通。なおもショベルドーザーが長浜に向け作業中との連絡が土現所長より入る
   7:29
自衛隊のヘリコプターより、林野火災の通報はいる(15分後に誤報であることを確認)
   7:35
漁船コウヨウ丸で収容した負傷者は巡視船に乗り換え、江差港に向かっているとの連絡
   7:50
自衛隊ヘリコプターにより、Gさん、Hさん、Iさん、Jさんなどの重傷者を函館に移送したとの連絡
   7:51
町職員の上野、佐藤、奥尻中央線の被害状況調査に向かう
   7:53
輸送船ねむろ、16:30分頃に到着予定との連絡
  
町職員、安達忠登、赤川地区の車中にて死亡を確認
   8:03
護衛艦ゆうぐも、キャンセルの報
   8:14
青苗支所より、津波の恐れがあるので避難放送の要請あり。放送を実施する(約30分後に解除)
   8:16
宮津小学被避難所より、稲穂・野名前地区におにぎり等の輸送を完了
   8:25
町職員が海面の監視に出発する(奥尻港)
   8:35
赤石港より漁船で松江、青苗方面の被害状況調査に向かう(須田町議員、和田水産課長など6名)
   8:45
松江、青苗方面の被害状況調査に陸路より向かう(下倉、荒谷、工藤)
   9:00
*江差保健所において、所員を緊急召集し、所内防疫対策本部の設置を宣言(毎朝9時からの定例開催)
奥尻港の潮位上昇。満水状態になりいまだ上昇中の通報入る
  
道警本部、第1管区海上保安本部の連絡官が北海道庁に常駐し、連絡調整を図る
   9:04
青苗地区より食料および飲料水について緊急手配の要請あり
   9:13
海面監視員帰庁。現在の状況は小康状態との連絡
   9:20
青苗地区全域の火災が鎮火する
   9:24
松江地区の遺体収容所を児童館に決定する
   9:34
松江地区からの情報では、小松・野呂・山崎宅全壊、その先については電柱の倒壊やガレキ等で前に進めないとのこと
  
町職員、安達忠登さんの遺体が富里の安達鶴吉氏宅に収容されたとの連絡I
   9:40
支庁より、巡視船しれとこ、パンと牛乳2,000食分を積んで10:00に出発との連絡
   9:45
消防庁長官は東京消防庁に航空応援を要請
北海道(知事):消防庁(長官)に航空応援を要請
   9:47
乙部町より漁船で食糧輸送の件を佐々木課長に依頼
   9:50
消防からの連絡で、道南地区の消防隊員50名が巡視船にて救援に来るとの連絡
   10:00
北海道:災害対策本部会議を開催し、北海道知事に被害状況などを報告
   10:35
稲穂地区で発見の遺体を国俣病院安置所に移送との連絡が木村主事より入る
   10:38
青苗支所より特老の入居者は米岡自治会館に収容、中に死亡者がいる模様との連絡
   10:52
重傷患者、ヘリコプターにより函館に移送
   11:00
海上保安庁「北海道南西沖地震対策室」設置
   11:06
松江方面の被害状況調査班が帰庁。まもなく青苗方面への交通が可能になる見込みである旨の報告あり
   11:07
北海道知事防災ヘリで被災地調査(奥尻町、大成町、瀬棚町)に出発
   11:17
自衛隊・西森司令より、赤十字関係者を国保病院へ移送するとの連絡
   11:21
上記病院に連絡完了
   11:36
洋々荘の現場で遺体収容
   11:40
稲穂方面はまもなく開通見込との報告あり
   12:15
北海道知事:奥尻町に到着、町内を視察
   12:44
青苗地区の避難所として青苗中学を開放する。また、発電機の手配要請あり
   12:53
自衛隊給水車、奥尻十字街で住民に給水作業中との連絡
   13:10
自衛隊基地に避難している町職員7名を迎えに行<
   13:42
防災無線放送で、観光客は巡視船で帰れることを一斉通知(14:15までに漁協冷蔵庫前に集合)
   14:08
国保病院断水のため、自衛隊の給水車を手配
   14:35
北海道知事到着
   14:52
青苗地区の観光客離島について、防災無線で通知
   14:55
発電機を手配。青苗避難所に届ける
   21:55
北海道:20時現在の被害状況を報道発表
   7月14日
郵政省:檜山支庁・日赤道支部宛の救急用郵便物料金を無料とする
北海道南西沖地震災害対策檜山地方本部:奥尻町への救援物資の搬送を開始
避難状況(16:00現在調) 奥尻町:青苗中450名、奥尻空港50名、宮津小270名、奥尻高15名、米岡自治会館150名、青苗支所50名、球浦自治会館40名、母子健康センター30名、計1,055名 避難中
  
政府:激甚災害法、天災融資法の適用と遺族・負傷者への弔慰金、見舞金の支給の方針を発表
合同通夜が営まれる
  
上ノ国町:漁船を借り上げし、助役をはじめ町職員5人が米、味噌、醤油、ミネラルウォーター、ジュース、カップヌードルを奥尻町に届けた。
   9:00
宮沢首相と政府調査団が奥尻島入り
江差町:江差町奥尻災害支援対策本部を設置(事実上、13日から支援体制が敷かれていた)
   13:00
気象庁:地震観測班が奥尻に上陸、観測をはじめる
   7月15日
東京消防庁:自治省から派遣を受け乙部町に到着、同庁へリに捜索機材を搬入し奥尻町に空輸する
北海道住宅都市部住宅課:災害応急仮設住宅技術支援・災害公営住宅建設調査を行う
瀬棚・奥尻間フェリー臨時運行(1便)
  
北海道:災害復興住宅資金貸付適用発表
   早朝
*江差保健所の緊急派遣チーム(保健所長、医薬係員、衛生係長、保健婦3名等計8名)が、海上保安庁の巡視船で奥尻に到着
   11:30
政府:北海道南西沖地震非常災害対策本部の第2回会議を開催
   16:00
北縁道:奥尻町に「北海道南西沖地震災害対策檜山地方本部奥尻対策部」を設置
   17:00
林野庁視察(管内全域、ヘリコプター)
奥尻町への道派遣職員状況(17:00現在調べ)総務部1名、生活福祉部13名、保健環境部3名、江差保健所6名、檜山支庁3名(農振部長ほか)、合計26名
   夕方
奥尻町青苗地区:送電再開

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