01.奥尻町では防災活動体制を強化した。


【区分】
第6期 第5期以降も続く課題
6-3.その他
2.防災活動体制
【教訓情報】
01.奥尻町では防災活動体制を強化した。
【文献】
◆避難計画の策定、避難施設整備の拡充とともに、防災関係機関との連携により、情報ネットワークの管理体制の充実を目指し、防災行政無線の戸別受信機などをフルに活用、防災体制の強化を図った。奥尻町では昭和55年という、道内でもかなリ早い時期に防災行政無線を整備。町域全戸に受信機を配備し、日常のさまざまな情報提供のツールとしてのみならず、緊急時の情報伝達手段として活用してきた。しかし、北海道南西沖地震に際しては、中継局の流失や受信システムがアナログ方式だったことなどから、実用上多大な支障をきたしたという経緯がある。その点、今同設置したシステムは、デジタル式であることに加え、中継方法にも2重3重の防御システムがほどこされ、ほぼ完全といっていい防災無線システムが実現した。[『北海道南西沖地震奥尻町記録書』奥尻町(1996/3),p.202]

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