01.奥尻島の住民は目標を持って働いている。


【区分】
第5期 復旧・復興期
5-1.復興対策
4.奥尻再興への第一歩
【教訓情報】
01.奥尻島の住民は目標を持って働いている。
【文献】
◆稲穂地区にはいると、目を見張ってしまった。津波の残骸が見事に片づけられている。海栗前地区、ここも同じくきれいになっていた。(中略)高齢の人と子どもは、安全だった他の地区に避難させ、津波から残った集会所は、働ける人たちだけにしている。女の人たちは、集会所にいる人たちの炊事、洗濯、掃除などを受け持ち、男たちは行方不明者の捜索と後片づけを、日割り、時間割りを作って分担しているのだという。津波の傷痕も完全には癒えてはいないのに、この人たちはすでに目標を持って働いている。[『わが奥尻島 悲しみを超えて、夢を追う』木村清紹(1993/10), 祥伝社,p.276]

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