05.個人の受け入れができず、宿泊場所、食料の確保を各自で行える団体に限られた。


【区分】
第4期 被災地応急対応期
4-2. ボランティア活動
2. ボランティアの受入と組織化
【教訓情報】
05.個人の受け入れができず、宿泊場所、食料の確保を各自で行える団体に限られた。
【文献】
◆今回の地震に対するボランティアの活動は、日本赤十字社や宗教団体、運送会社、北海道大学など、比較的大きな組織を主体としている。活動の内容は、災害派遣や応援の機関に対する給食や被災者への給食、救援物資の仕分けなどの作業が主なものであった。災害発生初期の段階で、ボランティア希望者の問い合わせが北海道庁等に相次いだが、個人的なボランティアはすべて断っている。これは、奥尻町などの被災地が住民に対する避難所の設置や、炊出しの対応で忙殺されている状況であり、ボランティアに対する宿泊場所、食料の供給が困難であることによるものである。今回活動を行ったボランティアは、宿泊場所、食料の確保を独自に行える団体に限定されている。今回最も大きな被害を受けた奥尻町は島部であり、ボランティアの受入れには交通、宿泊、食料の確保が不可欠である。しかし、現状ではそれらの確保は難しく、人手の足りない時に有効であるボランティアの受入れが十分行われていない。[『平成5(1993年)北海道南西沖地震 東京都調査班報告書』東京都(1994/1),p.105]
◆檜山地方本部には、個人や団体からボランティア活動についての多くの申し出があり、作業内容やスケジュール等の調整を行って活動に参加していただいた。なお、自ら移動手段、食事等が確保できない団体など、受け入れができないケースもあった。[『平成5年(1993年)北海道南西沖地震災害記録』北海道(1995/3),p.84]

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