16.ボランティア活動についての整理


【区分】
第4期 被災地応急対応期
4-2. ボランティア活動
1. ボランティアの種類・活動内容
【教訓情報】
16.ボランティア活動についての整理
【文献】
◆災害後に奥尻島内で行われた民間の救援活動は以下のようにまとめることができる。①津波で流され海岸にうちあげられた家屋の柱や梁などの整理と焼却,②救援物資や人員の輸送(札幌への輸送も含む),③学校の体育館などに運ばれてくる救援物資を搬入し・仕分け,被災住民に配布すること,使用不能あるいは貰い手のない救援物資の移送⑤医療などの専門的な特殊作業,⑥慰問品の戸別配布,⑦その他のその都度の活動(死体安置所の掲示板を見に来た人へのお茶出し,避難所に届く郵便物の整理,避難所のトイレの点検,倉庫内の救援物資のリストの作成,避難所周辺の清掃,給水,仮設風呂の管理,仮設住宅への引っ越し手伝い,洗濯の手伝い)。このうち,①~⑤は役場などの公的機関の指示をうけたもので,⑤~⑦は指示によらず自ら作業を見いだすものであった。また,上記③と④およびボランティアの移動は,運転手付きで提供された運送会社のトラックが用いられた。[『災害の心理学とその周辺−北海道南西沖地震の被災地へのコミュニティ・アプローチ−』若林佳史(2003/5),p.162-163]

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内閣府政策統括官(防災担当)

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