15.国士舘大学のボランティア活動


【区分】
第4期 被災地応急対応期
4-2. ボランティア活動
1. ボランティアの種類・活動内容
【教訓情報】
15.国士舘大学のボランティア活動
【文献】
◆学内の二つのサークルが「國士館大学学生有志」を結成し,「奥尻島エイド」という名称の活動を興し,街頭で募金を募る(7月20~28日)とともに,被災地でのボランティア活動を計画した。実際に奥尻に行ったのは,同両サークルと海外ボランティア組織および一般学生のなかの希望者計18名(男性16名,女性2名),ならびに同ボランティア組織の責任者(大学職員)とカメラマンの合計20名であった。7月24日に出発し,25日から8月1日まで,救援物資の仕分けと配送に従事した。テントを持参するが,体育館で宿泊し,自炊生活。財政的には同窓会などの後援があった。ボランティア生活中における参加学生のミーティングの言動からは,当初被災者の間近で作業したいという希望をもっていた彼らが次第に自分たちの行っている地味な仕事の意義を見いだしていく過程が推察された。[『災害の心理学とその周辺−北海道南西沖地震の被災地へのコミュニティ・アプローチ−』若林佳史(2003/5),p.156]

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