01.農地や施設などの被害状況を調査し、復旧の応援活動を行った。


【区分】
第4期 被災地応急対応期
4-1. 災害応急対策
4. 農業対策
【教訓情報】
01.農地や施設などの被害状況を調査し、復旧の応援活動を行った。
【文献】
◆農政部では、地震による農業被害の実態を把握し、適切な対策を講じるため、8月10日、農業被害調査並びに制度資金需要額等調査を実施した。
◆営農技術対策としては、地震発生後、直ちに、道の専門技術員を現地に派遣し、被害状況の把握と技術指導を行うとともに、7月14日に「北海道南西沖地震被害に対する技術対策」を策定し、これに基づき、担当事技室と農業改良普及所が連携して被災農家に対する営農指導を行った。
◆農地及び農業用施設の復旧については、早期復旧を図るため、道の担当者等38名(延べ466日)を現地に派遣し、被災状況の調査と復旧の応援活動を行うとともに、翌年の営農に支障を来す恐れのある農地及び農業用施設の復旧を優先的に実施した。
◆また、この度の地震では、災害復旧事業に該当しない小規模な農地及び農業用施設被害が相当数に及んだことから、これらの災害復旧を支援するため、道の単独事業として「農地等小災害復旧事業特別対策事業」及び「農地災害復旧事業調査設計促進事業」を創設し、被害のあった19事業主体の復旧工事を支援した。 [『平成5年(1993年)北海道南西沖地震災害記録』北海道(1995/3),p.38]

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