【区分】
第4期 被災地応急対応期
4-1. 災害応急対策
3. 衛生対策
【教訓情報】
11.各避難所における食品の調理にあたっては食品指導を徹底して行った。
【文献】
◆その後の環境衛生対策は保健婦活動と平行して実施された。飲料水は自衛隊からの給水であった。給水は間歇的に残留塩素を測定し、安全性を確認した。災害発生後1日目までは、罐詰・カップめんなどの保存食給食であったが、2日目以降、生鮮食料品が支給されるに伴い、食品の貯蔵・管理。調理上の問題点が食品衛生対策上、重要な点となってきた。各避難所には、臨時の給食施設が設けられ、ボランティア、あるいは被災住民の主婦達が自主的に調理にあたっていた。これらの人達に対し、調理従事者の手洗いの励行、食品管理法の指導、早朝喫食、検食の保存などの食品指導を連日巡回して、徹底的に強調した。また、トイレの清掃、消毒法についても実施指導し、とくに衛生害虫の駆除には、徹底を期した。また、食中毒、伝染病予防のためのパンフレットを作成し、7日目に避難所・給食施設に配布した。[『災害時の保健・防疫対策と活動 北海道南西沖地震に係る保健活動事例報告』北海道江差保健所(1994/6),p.7-8]
【区分】
第4期 被災地応急対応期
4-1. 災害応急対策
3. 衛生対策
【教訓情報】
11.各避難所における食品の調理にあたっては食品指導を徹底して行った。
【文献】
◆その後の環境衛生対策は保健婦活動と平行して実施された。飲料水は自衛隊からの給水であった。給水は間歇的に残留塩素を測定し、安全性を確認した。災害発生後1日目までは、罐詰・カップめんなどの保存食給食であったが、2日目以降、生鮮食料品が支給されるに伴い、食品の貯蔵・管理。調理上の問題点が食品衛生対策上、重要な点となってきた。各避難所には、臨時の給食施設が設けられ、ボランティア、あるいは被災住民の主婦達が自主的に調理にあたっていた。これらの人達に対し、調理従事者の手洗いの励行、食品管理法の指導、早朝喫食、検食の保存などの食品指導を連日巡回して、徹底的に強調した。また、トイレの清掃、消毒法についても実施指導し、とくに衛生害虫の駆除には、徹底を期した。また、食中毒、伝染病予防のためのパンフレットを作成し、7日目に避難所・給食施設に配布した。[『災害時の保健・防疫対策と活動 北海道南西沖地震に係る保健活動事例報告』北海道江差保健所(1994/6),p.7-8]