09.義歯を外したまま避難した人が多く、急性の腹部症状を訴えていた。


【区分】
第4期 被災地応急対応期
4-1. 災害応急対策
3. 衛生対策
【教訓情報】
09.義歯を外したまま避難した人が多く、急性の腹部症状を訴えていた。
【文献】
◆健康調査により避難住民の健康状態の概要を一応把握することができたが、その中で我々が当初考えもつかない事態が一つあった。それは、義歯をはずしたまま、避難した人が、予想外に多く、その人達が、胃のもたれ、不快感など急性の腹部症状を訴えたことであった。(中略)11日目には、歯科医療班の応援を得て義歯製作の作業が開始され、26日目に53名の義歯が完成した。[『災害時の保健・防疫対策と活動 北海道南西沖地震に係る保健活動事例報告』北海道江差保健所(1994/6),p.7]

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