【区分】
第3期 地震被害発生期
3-5. 関係機関等の救援・救助活動状況
3. 海上保安庁
【教訓情報】
07.献身的な潜水捜索が行われた。
【文献】
◆巡視船「りしり」潜水士は、15日から特殊救難隊員並びに消防、警察及び海上自衛隊の潜水士とともに青苗港内の潜水捜索を実施した。津波でさらわれた家屋の瓦礫や家財道具、自動車、漁船の残骸、さらに工事現場で見かけるパワーショベルまでもが港の真ん中に沈んでいる。漁網などが波に揺れて海底の泥を巻き上げるので、水中の視界は約50㎝と前方を探る自分の手も見えない状況で、まさに「手さぐり」状態で潜水捜索は困難を極めた。15日の午後は荒天のため防波堤からの捜索を実施していたところ、防波堤とテトラポットの間に遺体を発見した。この間隙は約1mしかなく、かつ海面までの高さが4~5mもあり、収容には潜水士が防波堤からロープをたらして海面まで降下、波にもまれテトラポットに身を打ちつけながら揚収を試みるが、テトラポットの間が狭く1人しか入れないため作業は難航し、遺体を揚収するまでに約30分もかかった。潜水捜索は、悪条件が重なり危険で困難の連続であったが、特殊救難隊員及び巡視船潜水士のまさに「献身的」な活動であった。[『平成5年北海道南西沖地震における捜索救援活動の記録』第一管区海上保安本部(1995/12),p.56]
【区分】
第3期 地震被害発生期
3-5. 関係機関等の救援・救助活動状況
3. 海上保安庁
【教訓情報】
07.献身的な潜水捜索が行われた。
【文献】
◆巡視船「りしり」潜水士は、15日から特殊救難隊員並びに消防、警察及び海上自衛隊の潜水士とともに青苗港内の潜水捜索を実施した。津波でさらわれた家屋の瓦礫や家財道具、自動車、漁船の残骸、さらに工事現場で見かけるパワーショベルまでもが港の真ん中に沈んでいる。漁網などが波に揺れて海底の泥を巻き上げるので、水中の視界は約50㎝と前方を探る自分の手も見えない状況で、まさに「手さぐり」状態で潜水捜索は困難を極めた。15日の午後は荒天のため防波堤からの捜索を実施していたところ、防波堤とテトラポットの間に遺体を発見した。この間隙は約1mしかなく、かつ海面までの高さが4~5mもあり、収容には潜水士が防波堤からロープをたらして海面まで降下、波にもまれテトラポットに身を打ちつけながら揚収を試みるが、テトラポットの間が狭く1人しか入れないため作業は難航し、遺体を揚収するまでに約30分もかかった。潜水捜索は、悪条件が重なり危険で困難の連続であったが、特殊救難隊員及び巡視船潜水士のまさに「献身的」な活動であった。[『平成5年北海道南西沖地震における捜索救援活動の記録』第一管区海上保安本部(1995/12),p.56]
