【区分】
第3期 地震被害発生期
3-5. 関係機関等の救援・救助活動状況
3. 海上保安庁
【教訓情報】
03.航路障害物を除去し、ライフラインを確保した。
【文献】
◆奥尻島~本道には、奥尻島民の生活必需品や観光客を運送するために2つのカーフェリー航路(奥尻港~江差港、奥尻港~瀬棚港)が開設されていたが、津波により奥尻港、江差港及び瀬棚港内には、多数の自動車、コンクリートブロック等が転落・流出し、航路障害物が多く、カーフェリー各社は運行を休止していた。このため、奥尻島の救援活動を迅速かつ円滑に実施するためには、これらの航路障害物の除去作業を速やかに行い、カーフェリー、一般船舶等の運行を再開させることが急務であった。対策本部では、(中略)港内の調査を行うこととした。(中略)当庁の調査結果を受けて、北海道開発局及び港湾管理者により、直ちに転落車両等の引き揚げ作業が実施され、カーフェリーの運航は、7月15日の午後には奥尻~瀬棚間、7月16日午後には奥尻~江差間が一部分再開された。[『平成5年(1993年)北海道南西沖地震災害記録』北海道(1995/3),p.30]
【区分】
第3期 地震被害発生期
3-5. 関係機関等の救援・救助活動状況
3. 海上保安庁
【教訓情報】
03.航路障害物を除去し、ライフラインを確保した。
【文献】
◆奥尻島~本道には、奥尻島民の生活必需品や観光客を運送するために2つのカーフェリー航路(奥尻港~江差港、奥尻港~瀬棚港)が開設されていたが、津波により奥尻港、江差港及び瀬棚港内には、多数の自動車、コンクリートブロック等が転落・流出し、航路障害物が多く、カーフェリー各社は運行を休止していた。このため、奥尻島の救援活動を迅速かつ円滑に実施するためには、これらの航路障害物の除去作業を速やかに行い、カーフェリー、一般船舶等の運行を再開させることが急務であった。対策本部では、(中略)港内の調査を行うこととした。(中略)当庁の調査結果を受けて、北海道開発局及び港湾管理者により、直ちに転落車両等の引き揚げ作業が実施され、カーフェリーの運航は、7月15日の午後には奥尻~瀬棚間、7月16日午後には奥尻~江差間が一部分再開された。[『平成5年(1993年)北海道南西沖地震災害記録』北海道(1995/3),p.30]