【区分】
第3期 地震被害発生期
3-5. 関係機関等の救援・救助活動状況
1. 警察
【教訓情報】
05. 海中捜索は困難を極めた。
【文献】
◆海中捜索には、想像以上の困難が待ち受けていたことが、隊員の感想からもわかる。たとえば捜索は、主に津波による行方不明者の最も多かった青苗漁港を中心に行われたのだが、隊員全員が地元の地理に不案内なのに加え、現場には流出家屋の破片や漁網などが散乱。さらには流出した石油などにより、海中の透明度はほとんどゼロの状態だった。アクアラング部隊は、北海道警察、函館消防隊のアクアラング部隊との連携で作業に従事。奥尻の漁業関係者のアドバイスや支援(ワイヤーロープやゴム手袋等の提供)を受け、地元建設業者のクレーンやユンボによる協力なども得たが、捜索作業はなかなか、思うようには進まなかった。[『北海道南西沖地震奥尻町記録書』奥尻町(1996/3),p.193]
【区分】
第3期 地震被害発生期
3-5. 関係機関等の救援・救助活動状況
1. 警察
【教訓情報】
05. 海中捜索は困難を極めた。
【文献】
◆海中捜索には、想像以上の困難が待ち受けていたことが、隊員の感想からもわかる。たとえば捜索は、主に津波による行方不明者の最も多かった青苗漁港を中心に行われたのだが、隊員全員が地元の地理に不案内なのに加え、現場には流出家屋の破片や漁網などが散乱。さらには流出した石油などにより、海中の透明度はほとんどゼロの状態だった。アクアラング部隊は、北海道警察、函館消防隊のアクアラング部隊との連携で作業に従事。奥尻の漁業関係者のアドバイスや支援(ワイヤーロープやゴム手袋等の提供)を受け、地元建設業者のクレーンやユンボによる協力なども得たが、捜索作業はなかなか、思うようには進まなかった。[『北海道南西沖地震奥尻町記録書』奥尻町(1996/3),p.193]