02.北海道警察は4機のヘリコプターを出動させた。


【区分】
第3期 地震被害発生期
3-5. 関係機関等の救援・救助活動状況
1. 警察
【教訓情報】
02.北海道警察は4機のヘリコプターを出動させた。
【文献】
◆北海道警察航空隊は、地震発生後4機のヘリコプターを道南の被災地に向け出動させた。7月13日0時30分には「ぎんれい2号」が日本海側の被害状況調査のため出動したのを皮切りに、1時00分には北海道防災救急ヘリコプター「はまなす」が人員輸送のため奥尻島に向かったほか、4時45分には「ぎんれい3号」が奥尻島の被害状況調査のため奥尻島に向かい、5時35分には「ぎんれい1号」が人員輸送のため奥尻島に向かった。これらヘリコプターは、乙部町公共ヘリポート、北海道防災救急ヘリコプター今金給油施設を活動拠点としていたが、乙部町公共ヘリポートは報道関係ヘリコプターと消防ヘリコプターも使用していたため、駐機場所の確保と燃料補給が困難であったので、7月15日から乙部町民グラウンドを臨時ヘリポートとして使用した。今金給油施設は道直営の給油施設であるため駐機には何ら支障を生じなかったが、燃料の使用量が急増したので逐次燃料を補給した。北海道警察では、8月31日までヘリコプター4機、警備艇2隻を出動・待機させ、9月30日まで延べ40,227人の人員を動員した。[『平成5年(1993年)北海道南西沖地震災害記録』北海道(1995/3),p.75]

所在地 〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1 電話番号 03-5253-2111(大代表)
内閣府政策統括官(防災担当)

Copyright 2017 Disaster Management, Cabinet Office.