04.応急仮設住宅の居住環境の問題点として「隣家の騒音」を上げる人が多かった。


【区分】
第3期 地震被害発生期
3-4. 被災者の行動
2. 避難所の開設
【教訓情報】
04.応急仮設住宅の居住環境の問題点として「隣家の騒音」を上げる人が多かった。
【文献】
◆雨漏り、結露などの居住環境の問題点をみたのが、図9.6である。「隣家の騒音」を上げる人が多く、つぎに「すきま風」、さらに「敷地の水はけ」をあげる人が多くなっている。ほぼ半数の世帯で以上の問題点が指摘されている。2戸1棟あるいは粗悪構造の問題点が騒音問題や隙間風問題をもたらしているとみることができる。隙間風は、高台に建てられた住宅が多いという奥尻の特殊事象を反映しているものと考えられる。[『北海道南西沖地震復興過程に関する調査研究』財団法人都市防災美化協会(1995/7),p.169]

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