09.避難の際の移動手段としては、「歩いて・走って」が多く、ついで自動車の順であった。


【区分】
第3期 地震被害発生期
3-4. 被災者の行動
1. 避難行動
【教訓情報】
09.避難の際の移動手段としては、「歩いて・走って」が多く、ついで自動車の順であった。
【文献】
◆避難時の手段としては、「歩いて・走って」が多く、ついで自動車の順であった。もっとも、自動車を用いたか否かは、そもそも自動車を持っているか、障害なく車を出せたか、あるいは各居住地域の地形などさまざまの要因が関与する。青苗低地部の住民について調べると、高齢者は自動車を利用することが少なく、歩いたり、走ったりすることが多かったことが認められた。その理由は定かではない。地震発生から避難までの時間と自動車利用との間に関連はなかった。[『災害の心理学とその周辺−北海道南西沖地震の被災地へのコミュニティ・アプローチ−』若林佳史(2003/5),p.128]

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