【区分】
第3期 地震被害発生期
3-4. 被災者の行動
1. 避難行動
【教訓情報】
04.地震発生時には住民の88.7%が自宅におり、約半数が高台への避難を行った。
【文献】
◆奥尻町青苗地区の人々に対して行ったアンケート調査(回収数:仮設住宅に住む265世帯の204人)の結果から、津波当日の避難行動の実態について推測してみたい。(中略)アンケートの調査結果をみると、地震が発生した7月12日午後10時17分には、多くの人はすでに自宅で床についていた(「自宅にいた」人88.7%、「すでに眠っていた」人42.2%、「床に入っていたが眠ってはいなかった」人15.2%)。しかし、地震後の行動は非常に迅速であり、とくに「家族に逃げようと声をかけた」(33.3%)、「高台に向けて避難した」(48.0%)の割合が非常に多くなっている。[『1993年北海道南西沖地震における住民の対応と災害情報の伝達』東京大学社会情報研究所(1994/1),p.14]
【区分】
第3期 地震被害発生期
3-4. 被災者の行動
1. 避難行動
【教訓情報】
04.地震発生時には住民の88.7%が自宅におり、約半数が高台への避難を行った。
【文献】
◆奥尻町青苗地区の人々に対して行ったアンケート調査(回収数:仮設住宅に住む265世帯の204人)の結果から、津波当日の避難行動の実態について推測してみたい。(中略)アンケートの調査結果をみると、地震が発生した7月12日午後10時17分には、多くの人はすでに自宅で床についていた(「自宅にいた」人88.7%、「すでに眠っていた」人42.2%、「床に入っていたが眠ってはいなかった」人15.2%)。しかし、地震後の行動は非常に迅速であり、とくに「家族に逃げようと声をかけた」(33.3%)、「高台に向けて避難した」(48.0%)の割合が非常に多くなっている。[『1993年北海道南西沖地震における住民の対応と災害情報の伝達』東京大学社会情報研究所(1994/1),p.14]