03.奥尻町における避難行動の大半は住民独自の判断でなされたものである。


【区分】
第3期 地震被害発生期
3-4. 被災者の行動
1. 避難行動
【教訓情報】
03.奥尻町における避難行動の大半は住民独自の判断でなされたものである。
【文献】
◆町役場の防災無線、あるいは警察・消防の勧めに従った避難は、宮津や奥尻や富里・米岡、湯浜地区で少数ながら認められた。しかし、大半は、とりわけ津波で家が全て流出した青苗(旧)5区では、住民の独自の判断による自主的避難がなされていた。けっきょく、町役場においても住民においても、独自の判断による行動が行われたのであり、日本海中部地震の経験が活かされたと考えられよう。[『災害の心理学とその周辺−北海道南西沖地震の被災地へのコミュニティ・アプローチ−』若林佳史(2003/5),p.111-112]

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