03.職員の参集はすみやかに行われ、発災初期態勢も1時間以内に整った。


【区分】
第3期　地震被害発生期
3-3. 初動体制
2. 自治体の対応
【教訓情報】
03.職員の参集はすみやかに行われ、発災初期態勢も1時間以内に整った。
【文献】
◆職員の参集は各行政機関ともすみやかに行われており、発災初期の態勢も1時間以内に整っている。これは、地震発生が月曜日であり各行政機関とも地震発生時に庁舎に残っていた者がいたこと、釧路沖地震の経験から、地震の揺れで被害の発生が予想でき多くの職員が自主的に参集したこと、職員が庁舎の近隣や遠くても1時間以内の場所に居住していること、などがあげられる。［『平成5（1993年）北海道南西沖地震　東京都調査班報告書』東京都(1994/1),p.99]
◆職員の参集は各行政機関とも速やかに行われているが、北海道では釧路沖地震の時の経験があり、職員が自主的に参集を開始したことが大きな要因である。『平成5（1993年）北海道南西沖地震　東京都調査班報告書』東京都(1994/1),p.105]