02.震源が比較的浅かったことにより、大規模な津波が発生。


【区分】
第3期 地震被害発生期
3-1. 地震の概要
2. 地震の特徴
【教訓情報】
02.震源が比較的浅かったことにより、大規模な津波が発生。
【文献】
◆北海道南西沖を震源とした今回の地震の大きな特徴は、震源の深さが34㎞と比較的浅かったことによる大規模な津波が発生した点である。この津波は、ほぼ日本海沿岸全域に達したが、震源に近い奥尻島や渡島半島南西部では地震発生後数分で大津波が来襲し、多くの死傷者を出す痛ましい結果となった。また、火災も発生したことにより、被害を更に大きなものとし一部の地域は壊滅的な被害を被った。津波・火災による災害のほかに、液状化現象による地盤災害が函館市、長万部町、森町などで多く発生した。[『平成5年(1993年)北海道南西沖地震災害記録』北海道(1995/3),p.9]

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