【区分】
第1期 北海道南西沖地震被災地区の概要
1-2.震源地周辺の社会環境
1. 奥尻町
【教訓情報】
08.奥尻島は住民の人口割りにみて保健婦の数は、全国水準並みである。
【文献】
◆島の保健・医療環境は、離島というハンディーは、あるものの内陸部の町村に比して、さほどの遜色はみられない。医療機関は、国民健康保険病院が奥尻地区にあり、そして、その支所が青苗に6床の有床診療所として震災前は存在した。このほかに、私営の無床小児科診療所がある。歯科診療所は、奥尻地区と青苗地区に1カ所ずつ設置されている。島の常勤医師は4名で、医療従事者のうち、看護婦の絶対数不足が問題となっている。総じて、内陸部の町村と同様に医療過疎の状況といえる。島の保健活動は、3名の保健婦と1名の看護婦の計4名で実践されており、住民の人口割にみて保健婦の数は、全国水準並みである。[『災害時の保健・防疫対策と活動 北海道南西沖地震に係る保健活動事例報告』北海道江差保健所(1994/6),p.3-4]
【区分】
第1期 北海道南西沖地震被災地区の概要
1-2.震源地周辺の社会環境
1. 奥尻町
【教訓情報】
08.奥尻島は住民の人口割りにみて保健婦の数は、全国水準並みである。
【文献】
◆島の保健・医療環境は、離島というハンディーは、あるものの内陸部の町村に比して、さほどの遜色はみられない。医療機関は、国民健康保険病院が奥尻地区にあり、そして、その支所が青苗に6床の有床診療所として震災前は存在した。このほかに、私営の無床小児科診療所がある。歯科診療所は、奥尻地区と青苗地区に1カ所ずつ設置されている。島の常勤医師は4名で、医療従事者のうち、看護婦の絶対数不足が問題となっている。総じて、内陸部の町村と同様に医療過疎の状況といえる。島の保健活動は、3名の保健婦と1名の看護婦の計4名で実践されており、住民の人口割にみて保健婦の数は、全国水準並みである。[『災害時の保健・防疫対策と活動 北海道南西沖地震に係る保健活動事例報告』北海道江差保健所(1994/6),p.3-4]