【区分】
第1期 北海道南西沖地震被災地区の概要
1-2.震源地周辺の社会環境
1. 奥尻町
【教訓情報】
02.産業構造は夏場の観光地としての立地に恵まれ、第三次産業が53%と大半を占めている。
【文献】
◆島の基幹産業は漁業であるが、ニシン漁が不漁となって以降、往年の盛況の面影は今はなく、近海漁業と培養殖漁業が中心となりつつある。したがって、現在では産業構造をみても、一次産業の漁業が24%、二次産業が23%、三次産業が53%と過半数以上を占めている。これは島が夏場の観光地としての立地に恵まれている為でもある。対馬海流の影響で、四季を通じて寒暖の差が少なく、海水浴に適しており、マリーンスポーツ、釣り、キャンプ等の楽しめるリゾートアイランドである。また、道内の離島では唯一、温泉が湧出し、島周84㎞の景勝景観に恵まれた島である。通年、夏場には16万人の観光客があり、その数は島民の40倍に相当する。[『災害時の保健・防疫対策と活動 北海道南西沖地震に係る保健活動事例報告』北海道江差保健所(1994/6),p.2]
【区分】
第1期 北海道南西沖地震被災地区の概要
1-2.震源地周辺の社会環境
1. 奥尻町
【教訓情報】
02.産業構造は夏場の観光地としての立地に恵まれ、第三次産業が53%と大半を占めている。
【文献】
◆島の基幹産業は漁業であるが、ニシン漁が不漁となって以降、往年の盛況の面影は今はなく、近海漁業と培養殖漁業が中心となりつつある。したがって、現在では産業構造をみても、一次産業の漁業が24%、二次産業が23%、三次産業が53%と過半数以上を占めている。これは島が夏場の観光地としての立地に恵まれている為でもある。対馬海流の影響で、四季を通じて寒暖の差が少なく、海水浴に適しており、マリーンスポーツ、釣り、キャンプ等の楽しめるリゾートアイランドである。また、道内の離島では唯一、温泉が湧出し、島周84㎞の景勝景観に恵まれた島である。通年、夏場には16万人の観光客があり、その数は島民の40倍に相当する。[『災害時の保健・防疫対策と活動 北海道南西沖地震に係る保健活動事例報告』北海道江差保健所(1994/6),p.2]