【区分】
Ⅸ.台風第23号
第1期 台風第23号について
1-2. 台風の勢力
3.波浪の状況
【教訓情報】
01.沖縄県喜屋武岬で観測史上最高、静岡県石廊崎で史上第2位となる有義波高を記録した。
【文献】
◆台風がフィリピンの東海上から沖縄の南海上に進んだ16日以降、沖縄近海では次第に波が高まり、18日には有義波高6mをこえる大しけとなった。その後、台風の接近に伴い、19日には、沖縄県喜屋武岬で観測史上最高となる有義波高10.24mを観測した。台風が四国、近畿地方に上陸した20日は、西日本から東日本にかけての太平洋側沿岸で大しけとなり、台風中心付近の四国の南海上では有義波高11mをこえ、猛烈なしけとなった。静岡県石廊崎では観測史上第2位となる9.99mを観測した。一方、日本海側では20日夜をピークに大しけとなり、京都府経ヶ岬で7.50mを観測した。[『災害時自然現象報告書 2004 年第6号』気象庁(2004/11),P.6]