日時:平成18年9月27日(水)15:00~17:00
場所:全国都市会館 3階 第2会議室
(議事次第)
テーマ:「地域社会における幅広い連携と参加の拡大」
「安全への投資や防災活動のインセンティブづくり」
(配布資料)



(概要)
企業による減災の取組として、日本LPガス協会から「LPガス産業の災害対応への取組み」について報告があり、その後、「地域社会における幅広い連携と参加の拡大」の骨子、次に「安全への投資や防災活動のインセンティブづくり」の論点について事務局より説明された。
これらに関して、以下のような発言があった。
○ 地域社会における幅広い連携を実現するには、そのきっかけづくりが重要である。そのために、モデル的な地域を対象に、連携づくりを試行してみるのも有効である。
○ 連携の枠組みが出来ても、それを継続することはなかなか難しい。このため、経験や成果をフィードバックするしくみなどが重要である。
○ 「地域社会における幅広い連携と参加の拡大」の骨子については、このように文書にとりまとめたのはよかった。今後、地域において防災活動を広めるために活用していきたい。
○ 減災につき、いろんな人のアイディアを育てたり、やる気のある人材を集めることは、引き続き支援していくべきだ。
○ 企業によっては、無償で講師を派遣したり、研修に受け入れたりしてくれるところもある。このようなところをリスト化して、広く公開してはどうか。
○ 地震保険の料率割引の対象をまた拡大する届け出が出されたとのことであったが、前にこの専門調査会でなされた議論が実を結びつつあると思う。
○ 自由に使える減災の啓発のためのコンテンツや、減災の取組をしたいと思った人がすぐに着手できるような「アイディアボックス」、「ツールボックス」、「情報ポケット」があるといい。
○ 減災の取組に、ロゴマークを活用するというのは分かりやすい。商品そのもののみならず、減災の取組の大切さなどを思い出させるきっかけになりえる。
○ ロゴマークについては、地図会社と話をしたときに、耐震性の高い建物に地図上にマークを付けてみませんかと言ったことがある。もしそれが実現すれば、グループで食事に行ったり、学校で修学旅行をする際の参考にされるだろう。


