アジア防災センターを通じた地域防災協力

アジア防災センターは、アジアにおける多国間防災協力の推進に関する日本の提案を基に、アジア各国の合意により、1998年7月に兵庫県神戸市に設置されました。同センターは、現在、29ヶ国のメンバー国及びアドバイザー国により組織されています。

兵庫行動枠組では、共通する災害リスクを抱える地域レベルでの防災協力を強化する必要性が掲げられました。アジアにおける地域センターとしてアジア防災センターは、防災情報の共有、人材育成及び地域コミュニティの防災力向上を活動の柱に、兵庫行動枠組のアジアでの推進を主導しています。

具体的には、ホームページを通じた優良事例等の提供、衛星データを利用した災害情報の提供・共有、メンバー国からの外国人研究員招聘、総合防災行政セミナーの開催、地域コミュニティ・住民参加を促すツールの開発・普及等を行っています。また、毎年、メンバー国等によるアジア防災会議を開催し、兵庫行動枠組の推進状況に関する情報や意見の交換を行っています。

アジア防災センター メンバー国

アジア防災会議2010(神戸)

所在地 〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1 電話番号 03-5253-2111(大代表)
内閣府政策統括官(防災担当)

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