高木和人さん「防災担当大臣賞」小学５・６年生の部
ぼくは、去年の夏、テレビのニュースで『突然の大雨による洪水で水位が上がって、多くの人が犠牲になった』ということを知りました。もっと早く危険に気づいていたら、防ぐことができたのではないかと思いました。
このコンクールを知った時、ぼくは『全国の人たちに洪水の恐ろしさを知ってもらいたい。そして、二度とこのような災害が起こらないようにしたい』と思い、このポスターを描きました。楽しく川遊びをしている男の子がふと上流を見ると、灰色の雲がもくもくと広がって、激しい雨が降っているけれど、下流は何の変化もなく、穏やかです。でも、その数分後には、濁流が何もかも押し流している恐ろしい洪水になっています。この様子を伝えるために、川の流れをていねいに色塗りしたり、『早く気づいて！ 上流の異変』の文字を何度も書き直したりしました。
学校の先生から防災担当大臣賞を受賞したと聞いた時は、すごくうれしかったです。これからも防災の意識をしっかりと持ち、みんなの命や生活を守っていきたいと思います。（静岡県森町立宮園小学校６年）
