火山防災エキスパート
杉本 伸一(すぎもと しんいち) | 雲仙岳災害記念館 館長 |
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- 1991年6月3日、雲仙普賢岳で発生した火砕流は、死者・行方不明者44人という大惨事をもたらした。当時、杉本氏は、島原市職員として最前線で災害対応にあたっていた。自身は幸いにも難を逃れたが、この災害で同僚など身近な人たちを亡くしている。まさに、この時の体験が自身の火山防災エキスパートとしての活動の原点ともなっている。
- 現在は、雲仙岳災害記念館(がまだすドーム)館長として、被災経験の伝承に力を入れ、さらに雲仙普賢岳噴火時の対応経験に基づく火山防災対策に関する助言、防災教育や防災啓発活動に継続して取り組んでいる。

新潟県への派遣時
(令和3年11月)
主な経歴 | |
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1970年 | 島原市市長公室勤務 |
2006年 | 火山都市国際会議島原大会事務局長 |
2008年 | 島原半島ジオパーク推進連絡協議会 |
2010年 | 雲仙岳災害記念館 副館長 |
2014年 | 三陸ジオパーク推進協議会上席ジオパーク推進員 岩手復興支援員・岩手県立大学客員教授 |
2021年 | 雲仙岳災害記念館 館長 |
2022年 | 令和4年防災功労者内閣総理大臣表彰 受賞 |
主な火山関連の委員歴 | |
噴火時等の避難に係る火山防災対策懇談会委員(内閣府)2009年~2013年 | |
![]() 岐阜県高山市 (令和5年11月) ![]() 福島県猪苗代町 (令和6年2月) ![]() 岐阜県下呂市 (令和6年7月) |