火山防災エキスパート
岩田 孝仁(いわた たかよし) | 静岡大学防災総合センター特任教授 |
---|
- 静岡県職員として、防災の分野一筋に歩んできた。1989年の伊豆東部火山群海底噴火では、県災害対策本部の要員として、市民の避難体制構築のため、地元伊東市と連携しその対応に尽力した。また、1983年の三宅島噴火、1992年の雲仙普賢岳噴火、2000年の有珠山噴火についても、避難体制など防災行政の視点で調査にあたってきた。
- 行政職員としての豊富な経験を生かし、現在は静岡大学防災総合センター特任教授として、火山防災や防災政策について研究を行っている。富士山の避難計画策定等にも参画するとともに、一貫して地域防災の重要性を説き、防災リーダー等人材の育成にも力を入れている。

屋久島町への派遣時
(令和5年9月)
主な経歴 | |
---|---|
1979年 | 静岡県庁に入庁 地震対策課で東海地震対策などに従事 |
1985年 | 気象庁地震予知情報課に派遣(1年間) |
1995年 | 大阪府防災計画室に派遣(1年間) |
2005年 | 静岡県防災局防災情報室長 |
2009年 | 静岡県危機管理部危機報道監 |
2013年 | 静岡県危機管理監代理を経て、静岡県危機管理監代理兼危機管理部長代理 |
2014年 | 静岡県危機管理監兼危機管理部長 |
2015年 | 静岡県退職後、静岡大学防災総合センター教授 |
2020年 | 静岡大学防災総合センター特任教授 令和2年防災功労者内閣総理大臣表彰 受賞 |
2023年 | 日本災害情報学会 会長 |
主な火山関連の委員歴 | |
火山情報等に対応した火山防災対策検討会委員(内閣府)2006~2008年 噴火時等の避難に係る火山防災対策懇談会委員(内閣府)2009~2010年 広域的な火山防災対策に係る検討会委員(内閣府)2012~2014年 |
|
![]() 山梨県 (平成30年9月) ![]() 静岡県裾野市 (令和6年7月) |