5 火山災害対策
5-1 火山調査研究の推進に関する取組
(1)火山調査研究推進本部
火山調査研究推進本部(本部長:文部科学大臣)においては、火山に関する観測、測量、調査、研究の推進についての総合的かつ基本的な施策の立案及び火山に関する総合的な調査観測計画の策定についての検討を進める。文部科学省においては、火山調査研究推進本部の方針の下、噴火履歴・火山体構造等の基礎情報調査、常時観測点の強化・運用及び火山噴出物分析センターの整備を行う。
(2)火山の機動観測体制の構築
文部科学省においては、火山調査研究推進本部の方針の下、国立研究開発法人防災科学技術研究所における、大学・研究機関等との協力による機動観測体制を構築し、火山噴火時など機動的・重点的な観測が必要な火山の観測を行う。
(3)火山の研究開発や火山専門家の育成・継続的な確保の推進
- 即戦力となる火山人材育成プログラム
文部科学省においては、火山研究者を目指す社会人等への学び直しの機会提供、関連分野の研究者等の火山研究への参画促進、自治体・民間企業等における実務者への火山の専門知識・技能の取得支援等を行うことで、幅広い知識・技能を習得した即戦力となる火山研究・実務人材の育成を目指す。
- 火山ハザード対策に向けた研究・人材育成総合プロジェクト
文部科学省においては、令和8年度に「火山ハザード対策研究推進・開発事業」と「火山ハザード対策研究人材育成事業」を両輪とするプログラムを実施する。これにより、火山調査研究推進本部における効果的な火山評価の実現、火山噴火即時把握や火山ハザード対策に資する技術の開発及びそれらを担う高度な知見を有する火山研究者の育成を目指す。
