平成30年版 防災白書|はじめに


はじめに

平成30年版防災白書では、「気象災害の脅威~九州北部豪雨災害等を中心に~」を特集し、平成29年(2017年)7月に発生した「九州北部豪雨災害」による気象災害の被害状況や政府やボランティア・NPO等との連携などによる対応や今後の課題について記述しています。

また、「第1部」においては、平成29年度中の我が国の災害対策の取組の状況等として、

  • 平成28年(2016年)熊本地震及び平成28年台風第10号災害において明らかとなった課題に対する対応等について行った防災基本計画の修正(平成29年4月)、
  • 激甚災害指定の早期化に向けた手続きの運用改善の決定(平成29年12月)、
  • 東日本大震災や熊本地震の教訓を踏まえ、抜本的に見直しを行った「大規模地震・津波災害応急対策対処方針」の決定(平成29年12月)、
  • 南海トラフ沿いで異常な現象が発生した場合や地震発生の可能性が相対的に高まっていると評価した場合等に「南海トラフ地震に関連する情報」を発表する等の政府対応の決定(平成29年9月)、
  • 三大都市圏(首都圏等)における洪水や高潮氾濫からの避難の在り方を検討した「洪水・高潮氾濫からの大規模・広域避難に関する基本的な考え方(報告)」のとりまとめ(平成30年3月)

など、平成29年度に重点的に実施した施策の取組状況について取り上げています。

「平成30年版防災白書」における主な法律・指針等の新設・改正事項(掲載順)
「平成30年版防災白書」における主な法律・指針等の新設・改正事項(掲載順)

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内閣府政策統括官(防災担当)

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