５−１　国有林治山事業

　農林水産省においては，災害に強い安全な国土づくり，水源地域の機能強化，豊かな環境づくりを基本方針とする第九次治山事業七箇年計画の５年度として，都市及び集落の周辺，国土保全上重要な流域の山地等の保全に重点を置いて次の事業を実施した。　（事業費　355,481,399千円　国費　216,629,023千円）

（注）地すべり防止事業分を除いた額である。

　国有林野内における荒廃地を対象として，復旧治山事業を実施した。また，山地荒廃危険地のうち，緊急を要するものについて予防治山事業を実施したほか，水源地域整備，環境保全保安林整備，保安林整備，防災対策総合治山等の各事業を実施した。　（国費　60,234,023干円）