表示段落: 第2部/第4章/2/2-2/(22)/a
a 都市の防災性向上のための根幹的な公共施設の整備
(a) 避難地及び防災活動の拠点として機能する都市公園を整備するため,三木総合防災公園等で公園事業を実施した。
(事業費 186,786,000千円 国費 62,298,000千円)
また,防災公園予定地を避難地等として先行取得し,防災上最小限必要な施設の整備を行う防災緑地緊急整備事業を川名公園(名古屋市)等において実施し,都市公園予定地の取得を行う地方公共団体に対し都市開発資金45億円の貸付けを行うとともに,施設費補助を行った。
[融資額 4,492,000千円]
[事業費 560,000千円 国費 280,000千円]
(注)
予算額は,上記都市公園事業予算の内数である。
(b) 避難路として活用される都市計画道路を整備するため,環状8号線等で街路事業を実施した。富山駅北地区等においては,避難地・避難路の整備を都市の防災構造化と併せて行うため土地区画整理事業等を実施した。また道路の未整備による消防活動の困難な区域の解消を図るため,三大都市圏等の密集市街地において街路事業を実施した。
(事業費 201,260,000千円 国費 104,798,000千円)
(c) これらと関連して,避難地として都市機能更新用地,街路予定地及び都市公園予定地等の取得を行う地方公共団体に対し,都市開発資金237億円(防災緑地緊急整備事業に係る65億円を除く。)の貸付けを行った。
[融資額 23,705,000千円]
(d) 東京都江東区について,防災拠点の整備を図るため,白鬚西地区等において市街地再開発事業を実施した。
(事業費 2,310,840千円 国費 1,016,980千円)
また,防災拠点整備の一環として,白鬚西公園,大島・小松川公園において公園事業を実施した。
(事業費 102,000千円 国費 34,000千円)