表示段落: 第2部/第4章/2/2-2/(13)
(13) 大規模地震対策施設の整備
運輸省においては災害に強い港湾システムを構築するため,次の整備を行った。
a 耐震強化岸壁の整備
大規模な地震が発生した際に,緊急物資等の輸送機能及び幹線貨物輸送機能を確保するため,平成11年度は横浜港等43港で耐震強化岸壁の整備を行った。
b 臨海部防災拠点等の整備
被災地の復旧・復興の支援拠点として,臨海部の防災拠点を整備するとともに,市民の生活を守るための避難緑地の整備を実施しており,平成11年度は小名浜港等14港で防災拠点緑地を,呉港等12港で避難緑地の整備を行った。
c 既存岸壁の液状化対策防止対策の実施
昭和60年度から液状化の可能性が高いと認められた岸壁等について,順次液状化防止対策などを実施してきており,平成11年度は伏木富山港等7港で実施した。
(事業費 30,690,085千円 国費 16,900,911千円)