平成28年4月に発生した熊本地震から、本日で5年となります。
あらためて、地震によって犠牲となられた方々に哀悼の意を表するとともに、被災された全ての方々へのお見舞いを申し上げます。
政府はこれまで、「できることは全てやる」との姿勢で、熊本県をはじめ、被災された自治体と密に連携を図り、復旧・復興に取り組んでまいりました。
これにより、今年3月の阿蘇大橋ルートの開通をはじめ、公共土木施設や農地・農業用施設の各災害復旧工事が概ね竣工するなど、復旧・復興が着実に進んでおります。
一方で、いまだに応急仮設住宅等に入居されている方々がいることから、政府としては引き続き、被災者お一人お一人が置かれた状況に寄り添いながら、生活再建のステージに応じた切れ目のない支援を行い、復興を進めてまいります。
また、災害が激甚化する中、政府としては、熊本地震をはじめ、これまでの災害の経験と教訓を継承し、引き続き、災害発生時には万全な対応を速やかに行うとともに、防災・減災、国土強靱化についても、しっかりと取り組んでまいります。