事例88

事例分類表

防災まちづくり活動組織の概要
グループ名称 土佐市宇佐町旭町自主防災会
活動地域の特徴 地方都市圏(住宅系既成市街地)
対応する災害 津波災害(防災教育)
活動の概要 ■住民全員参加のもとに津波避難場所を建設
■住民による防災施設づくり
■防災関連施設の維持・管理

避難場所登り口の御神木4.5メートルの楠を伐採する
「いま南海地震で巨大津波が来たらどこへ逃げるか?」という質問に対して、住民の90パーセント以上が「どこに逃げていいのかわからない」との回答をした。それがきっかけとなって、1カ月500円の積立金で自治会が用地(宅地40坪)を購入し、住民全員参加のもとに津波避難場所を建設した。  自分たちで土地を購入し、手作業で築き上げたためにコミュニケーションが生まれ、住民同士の心のきずなが強くなるとともに、防災意識が高くなった子どもたちが避難場所に遊びに来るようになった。また地区全体が明るくなり、朝夕の挨拶も励行されている。当避難場所は港町を一望できる景勝地でもあり、通常時は「港の見える丘公園」として、一般市民の憩いの場所として活用していくことを考えている。
組織の特徴 自主防災組織(自主防災会、自治会など)
支援制度の活用状況 みんなで備える防災総合補助金制度 (この制度を活用し、山頂広場(海抜36メートル)に約8畳の備蓄小屋を建設した。また加圧式ポンプを購入し、非常水(市水道水)を山頂まで汲み上げ、500リットルタンクに貯水している。将来はタンク4個(2000リットル)を設置する予定) 
活動ニーズとの対応 防災への関心を高めたい
仲間と協力して防災まちづくり組織を立ち上げたい
目に見える防災まちづくりの成果を上げたい
防災施設の維持・管理を担いたい
活動地域名 高知県土佐市宇佐町旭町
設立年月 1998(平成10)年5月
ホームページ なし
E-mail なし
記載年月 2006年3月

所在地 〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1 電話番号 03-5253-2111(大代表)
内閣府政策統括官(防災担当)

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