事例分類表
グループ名称 | 愛知県安城市花ノ木福祉委員会 | |
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活動地域の特徴 | 地方都市圏(住宅系既成市街地) | |
対応する災害 | 地震災害(住民対応力の強化) | |
活動の概要 | ■災害時要援護者への近隣住民による支援体制づくり ■災害時要援護者の支援 | 福祉委員会役員による要援護者宅の家庭訪問 |
花ノ木福祉委員会では平成15年に福祉委員会を立ち上げ、防災・福祉マップづくりを中心に地域の福祉課題を話し合ってきた。そのなかで、地震などの災害が起こった時の要援護者の避難支援の問題が浮かび上がっていた。 一方、安城市では、ボランティア連絡協議会からの要望を受けて「災害時要援護者支援制度」が立ち上がり、平成16年9月から民生委員による対象者への台帳登録の働きかけと確認が行われ、11月には登録者のリストが市から各町内会に届けられて、支援者が決まっていない人への支援者選びの依頼がなされた。 これを受けて花ノ木福祉委員会でも支援者選びをすることとなり、家庭訪問による実態把握を通して一人ひとりの意向を尊重しながら実施した。全体調査が終わってから、支援者に選ばれた方に対しては説明会を行い、市職員からの制度の説明や、社協職員からの支援者の役割についての提案が行われ、話し合いを通じて制度についての理解を深めてもらい、災害時だけでなく日頃の見守り活動につながるように働きかけた。また、一人ひとりのマップをもとに、町内全体の防災マップや福祉支え合いマップを作成した。そして、町内の防災訓練では、実際にこのシステムを活用して安否確認訓練を行ったところ、機能することが確認できた。 また、訓練の中では町内に6か所の一時避難所を指定し、その避難所から町内会本部への情報伝達役をおやじの会(定年退職後の男性の会)のメンバーが担当した。 | ||
組織の特徴 | 自主防災組織(自主防災会、自治会など) | |
支援制度の活用状況 | なし | |
活動ニーズとの対応 | 防災への関心を高めたい 仲間と協力して防災まちづくり組織を立ち上げたい 防災まちづくりの担い手を増やしたい | |
活動地域名 | 愛知県安城市花ノ木町、小堤町 | |
設立年月 | 2003(平成15)年9月 | |
ホームページ | なし | |
hananoki@katch.ne.jp | ||
記載年月 | 2006年3月 |