事例分類表
グループ名称 | 高知市立大津小学校 | |
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活動地域の特徴 | 地方都市圏(住宅系既成市街地) | |
対応する災害 | 地震災害(防災教育) 風水害(防災教育) | |
活動の概要 | ■災害に強いまちづくりプロジェクト〜大津を災害に強いまちにしたい〜 ■防災訓練 ■防災に関する学習 ■子どもの教育・啓発活動 | |
高知市は、平成10年9月24日から25日にかけて秋雨前線の停滞に伴う集中豪雨により大規模な被害を受けた。大津小学校校区内では、4,164世帯のうち2,594世帯が床上浸水し、168世帯に床下浸水の被害が発生した。また、大津小学校では、校舎・屋内運動場とも床上150cmの浸水に見舞われ、ライフラインの復旧も含めて10月1日まで臨時休校となった。 その時の経験をもとに大津小学校では、平成13年9月より総合的な学習の時間を活用し、本格的に「災害に強いまちづくりプロジェクト」の活動を行っている。 具体的には、災害に対する意識付けを行うため、日本赤十字社及び高知市防災対策室から防災やボランティアについての全体的な話を聞いた。また、夏休みに地域や防災関係機関を訪問し、災害に対するインタビューや調べ学習をすることを課題として与えた。 また、高知地方気象台・日本赤十字社・高知大学・高知市防災対策室等で防災に関する専門的な知識や情報の調査収集を実施した。また、地域の人の体験談や危険場所のチェック等も実施した。防災関係機関等での情報収集・調査・体験を付箋に書き出し、情報を整理してまとめた。それを凝縮したものを再構築し、防災パンフレットを制作した。大津地区で平成13年度新たに結成された自主防災組織4組織と合同で防災訓練を実施し、次年度からは毎年継続して子どもたちが企画・運営する「大津子ども防災訓練」を実施している。平成16年度には改訂版の防災パンフレットを作成し、平成17年度も継続してプロジェクトを進めている。 | 大津子ども防災訓練の様子 | |
組織の特徴 | その他(PTA、消防団、学校等) | |
支援制度の活用状況 | なし | |
活動ニーズとの対応 | 防災に関する基礎知識をつけたい 専門家と協力関係を作りたい 街のどこが危険かを知りたい 防災訓練を活発にしたい 防災への関心を高めたい | |
活動地域名 | 高知県高知市 | |
設立年月 | 2001(平成13)年 | |
ホームページ | ../../../../../../tolink/out1097.html | |
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記載年月 | 2005年7月 |