事例分類表
グループ名称 | 北九州市防災協会 小倉北支部 | |
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活動地域の特徴 | 大都市圏(住宅系既成市街地) | |
対応する災害 | 地震災害(住民対応力の強化) 風水害(住民対応力の強化) 火災(住民対応力の強化) | |
活動の概要 | ■地域社会への安全な環境づくりの推進(かけこみ119番制度) ■防災訓練 ■防災に関する学習 | |
北九州市防災協会小倉北支部では、阪神・淡路大震災以降、「地域ぐるみの自主防災体制の確立が重要である」という行政指導とともに、事業所も地域に貢献すべきであるといった声があがり、その方策について検討を行った。その結果、火災や風水害などの災害発生時に事業所が行う災害支援体制の一つとして、平成12年12月13日に「かけこみ119番制度」を発足させた。 市民が駆け込んできたときや自らが災害を認知したときは以下の活動を行い、会員事業所としてできる範囲内で積極的に協力し、地域の安全に関与していくものである。 1.119番をする。2.(駆けつけた市民に)初期消火活動や消火器の無償貸出をする。3.(駆けつけた市民に)救助資機材等の無償貸出をする。4.その他会員事業所で協力できる事項。5.協力事業所であることを市民に知らせるためにステッカーを貼付する。 また、同制度については様々な予防行事を通じて市民に広報するとともに、店舗や事業所の見やすい場所に「駆け込み119」のステッカーを貼付している。 市民防災会の会合でかけこみ119番制度の市民広報を行った結果、協力事業所の近くの住民には安心を提供することができた。事業所にあっては自主防災の意識の高揚が図られ、積極的な地域への貢献姿勢が見られるようになり、災害時に近くの幼稚園等に応援駆けつけを約束する事業所が現れるなど、災害弱者への気配りが芽生えてきている。 | 「駆け込み119」のステッカー | |
組織の特徴 | 企業系組織 | |
支援制度の活用状況 | なし | |
活動ニーズとの対応 | 防災への関心を高めたい 防災まちづくりの担い手を増やしたい | |
活動地域名 | 福岡県北九州市 | |
設立年月 | 2000(平成12)年 | |
ホームページ | ../../../../../../tolink/out1095.html | |
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記載年月 | 2005年7月 |