事例分類表
グループ名称 | 北九州市消防局 | |
---|---|---|
活動地域の特徴 | 大都市圏(住宅系既成市街地) | |
対応する災害 | 地震災害(防災教育) 火災(防災教育) | |
活動の概要 | ■消防士さんといっしょ ■防災訓練 ■防災に関する学習 ■子どもの教育・啓発活動 | |
北九州市消防局では、防火・防災のプロである消防職員が「ゲストティーチャー」として小学校に出向き、小学4年生の社会科において消防職員が直接教壇に立ち、児童とふれあう児童参画型の体験授業「消防のしごと」を行うことにより、児童の防火・防災教育の充実を図ることとした。 全国初の事業として、平成12年度から「未来の消防士」モデル事業という名称でスタートしたが、平成13年度からは「消防士さんといっしょ」に事業名を改称している。同時に、学習資料として「消防のしごと」を毎年改訂し、市内全4年生に配布している。 小学4年生の社会科授業「火事からくらしをまもる」11時間授業(平成14年度から3・4年生社会科授業「火事をふせぐ」9時間授業)のうち2時間を担当している。具体的には、以下のような体験重視型の学習を中心に行っている。一方で、「消防のしごとの重要性」と「児童が命を守るために何ができるのか」や「命の大切さ」などを考えられる授業になるような工夫もしている。 (1) 119番通報装置(模擬電話回線)による通報訓練、(2) スモークマシーンにより無害な煙を教室に充満させての避難訓練、(3) 訓練用水消火器を使っての消火器取扱訓練、(4) 防火服・防火帽・ゴム長靴・空気呼吸器などを実際に装着したり手で触れたりする体験、(5) 消防士の実体験を話し、命の大切さについて考える。 平成16年度は、市内対象校(私・国立含む)134校中、121校で実施(90.3%)。平成17年度は、市内対象校136校中、132校で実施予定(97.1%。私・国立、養護学校1校含む)。 | 児童参画型の体験授業 | |
組織の特徴 | 消防署 | |
支援制度の活用状況 | なし | |
活動ニーズとの対応 | 防火訓練を活発にしたい 防災への関心を高めたい 防災まちづくりの担い手を増やしたい | |
活動地域名 | 福岡県北九州市 | |
設立年月 | 2000(平成12)年 | |
ホームページ | ../../../../../../tolink/out1094.html | |
shou-jinji@mail2.city.kitakyushu.jp | ||
記載年月 | 2005年7月 |