事例分類表
グループ名称 | INS 岩手山火山防災検討会 | |
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活動地域の特徴 | 地方都市圏(都市より広域的な地域) | |
対応する災害 | 火山災害(避難対策) | |
活動の概要 | ■「ひと」と「ひと」のネットワークによる岩手山火山防災 ■防災情報・技術の普及・啓発 ■防災情報の共有・発信 ■専門家ネットワークによる技術支援 | |
専門家ネットワークによる技術支援 岩手県内の産学官の研究交流組織である「岩手ネットワークシステム(INS)」では、地域連携の活動を活発に行っていたが、同研究会の一つである「地盤と防災研究会」の中に「INS 岩手山火山防災検討会」を立ち上げ、岩手山の火山防災について強力な旗振りを始めた。 この検討会には、国、県、岩手山周辺6市町村、ライフラインから山岳協会や農業協同組合、さらには地元テレビ局や新聞社などの報道機関まで40余りの機関の関係者が個人の資格で参加し、忌偉の無い意見交換で縦割り行政の欠陥を補い、互いに顔が見える“ひと”と“ひと”のネットワークで公的な防災対応を先導、支援する役割を果たしてきた。 公的な委員会が作成にあたった「岩手山火山防災マップ」や「岩手山火山防災ガイドライン」の作成、避難訓練などの実施に実質的に貢献し、検討会のメンバーが火山防災意識の啓発のために開催、あるいは参加したシンボジウムや住民説明会は150回を超えている。毎月第3土曜日に開催される会合は、1998年5月の立ち上げから54回を数え、研究者・防災関連機関・報道機関・住民の連携による「減災」への試みは、岩手方式として注目され、わが国の今後の火山防災のあり方の指針の一つになり得るものと評価されつつある。 | INS検討会 | |
組織の特徴 | その他(PTA、消防団、学校等) | |
支援制度の活用状況 | なし | |
活動ニーズとの対応 | 専門家と協力関係を作りたい 防災への関心を高めたい 防災まちづくりの担い手を増やしたい 広域的な交流をしたい 新たな技術を活用して、地域の防災力を高めたい | |
活動地域名 | 岩手県 | |
設立年月 | 1998(平成10)年 | |
ホームページ | ../../../../../../tolink/out1093.html | |
saito@iwate-u.ac.jp | ||
記載年月 | 2005年4月 |