事例分類表
グループ名称 | 北九州市立大学、小倉南消防署、小倉南区役所、 小倉南区市民防災会連合会 | |
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活動地域の特徴 | 大都市圏(都市より広域的な地域) | |
対応する災害 | 地震災害(住民対応力の強化、防災教育) 火災(住民対応力の強化、防災教育) | |
活動の概要 | ■「カレッジ防災士」事業の展開(地域防災活動におけるコラボレーションの実践) ■防災情報・技術の普及・啓発 ■防災ボランティアのネットワーク化、リーダー育成 | |
北九州市小倉南区にある北九州市立大学北方キャンパスには約4000人の学生が在籍している。彼らの多くに、地域防災や災害時のボランティア活動に関わりたいという意識があった。このような若い世代の防災意識の高まりが、地域の災害対応力の向上に繋がることから、大学当局の快諾を得て、「カレッジ防災士」事業をスタートした。 1.大学生の防災・救急知識の習得。平成14年度は試行的に体育会系の学生70人に「救命講習」を実施。平成15年度からは、正規の授業の中で防災講義(1コマ90分)、救命講習(2コマ180分)を履修。平成16年度までに防災講義、救命講習を履修し た。468人を「カレッジ防災士」と認定した。また平成17年度は約 700人の学生が履修しており、救命講習に新たに、AED(自動体外式除細動器)の実技を取り入れた。 2.「カレッジ防災士」の役割。大学または自宅周辺で大規模災害が発生した場合、初動時の救助、初期消火、避難誘導活動及び災害対策本部への情報送信などを担当する。また、災害の規模によっては、学内の施設を活用した「ボランティアセンター」の開設も担うこととなる。 3.将来の展望。防災、救急の基礎知識を習得した卒業生が、それぞれの社会生活の場において、地域防災の即戦力として携わることができるとともに、本市において大規模災害が発生した場合、「カレッジ防災士」の卒業生が全国から駆けつけ、「ボランティアリーダー」の役割を果たしてくれることを期待する。 | 講義風景 | |
組織の特徴 | その他(PTA、消防団、学校等) | |
支援制度の活用状況 | なし | |
活動ニーズとの対応 | 防災に関する基礎知識をつけたい 防災への関心を高めたい 防災まちづくりの担い手を増やしたい | |
活動地域名 | 福岡県北九州市 | |
設立年月 | 2002(平成14)年 | |
ホームページ | ../../../../../../tolink/out1092.html | |
なし | ||
記載年月 | 2005年4月 |