事例分類表
グループ名称 | 御蔵通5・6丁目町づくり協議会、 ボランティアグループまちコミュニケーション | |
---|---|---|
活動地域の特徴 | 大都市圏(住宅系既成市街地) | |
対応する災害 | 地震災害(住民対応力の強化) | |
活動の概要 | ■ボランティアと地域住民の連携による震災対応と復興へのとりくみ ■防災まちづくり計画の検討 ■住民による防災施設づくり | |
阪神・淡路大震災の教訓は、人と人とのつながりを深め、敏速果敢な行動ができるコミュニティ作りに尽きる。そこで、その後の土地区画整理地区への認定により、平成7年4月半ばに一世代若返る形で御蔵通5・6丁目町づくり協議会(以下まち協)が結成された。9月に入り人手が手薄なまち協の要請もあり、ボランティア団体まち・コミュニケーション(以下まち・コミ)がまち協に参加した。まち・コミは離散した住民に区画整理のイロハを説き、活動報告を行った。さらに、慰霊祭、花まつり、夏まつり、餅つき会とイベントを積極的に手伝い、郊外仮設に移った人々を一時でも呼び戻すことに貢献した。 現在、震災前の約2/3の世帯数が戻っているが、厳密に言えば新たに市営住宅2棟(94世帯)ができたことがその大きな要因となっている。さらに、その住民の1/3は他所から来た新住民である。今に続く各種イベントは新旧住民の融和に役立っている。まち協とまち・コミが主体となって共同住宅の建設を目論み、事務局をまち・コミが引き受け、一棟完成させた。 平成13年度には集会所建設の話が持ち上がり、市内各所の集会所見学の結果、古民家風のものが良いと意見集約された。城崎郡香住町の古民家を観光バスで見学に行き、復興基金3,000万と地区負担800万で移築を決定した。自分達でやれることは自分達でやろうと、今までに慰霊塔の基礎掘削やコンクリート打ち、新公園でのコンクリート打ちや芝張りをして実績を積んでいる。 | 共同住宅 「みくら5」 | |
組織の特徴 | 住民系組織 | |
支援制度の活用状況 | なし | |
活動ニーズとの対応 | 防災への関心を高めたい 仲間と協力して防災まちづくり組織を立ち上げたい 防災まちづくりの担い手を増やしたい 目に見える防災まちづくりの成果を上げたい | |
活動地域名 | 兵庫県神戸市 | |
設立年月 | 1995(平成7)年 | |
ホームページ | ../../../../../../tolink/out1091.html | |
m-comi@bj.wakwak.com | ||
記載年月 | 2005年4月 |