事例分類表
グループ名称 | 八代環境パトロール隊 | |
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活動地域の特徴 | 地方都市圏(住宅系既成市街地) | |
対応する災害 | 地震災害(住民対応力の強化)、風水害(住民対応力の強化) | |
活動の概要 | ■パトロールを通じて安全・安心の地区まちづくりを推進 ■防災情報・技術の普及・啓発 ■専門家ネットワークによる技術支援 ■防災ボランティアのネットワーク化、リーダー育成 | |
富山県氷見市八代地区は、人口が700人強、高齢化率40%を超える過疎化の進んでいる地区である。 2000(平成12)年2月に「悪質商法追放モデル地区」に指定され、防犯組合が一人住まいの高齢者宅への訪問などの活動を行う中で大量のゴミ不法投棄を発見、これをきっかけに地区内の有志を募って、2001(平成13)年6月に「八代環境パトロール隊」が結成された。 その後、ゴミ不法投棄物発見・回収、一人住まいの高齢者宅への訪問活動、地すべりの予兆現象の発見活動などを実施している。活動費は市から林道の下草刈りを請負い、得た収入を充当。毎月第 2・第4日曜日を活動日とし、2人1組の4班編成で、警戒パトロールを実施。2003(平成15)年3月には、隊員が中心となり地区全体の防災訓練も実施した。 当地区は不感地帯(70%強)であり、活動に不便さと危険性があり、車載型無線機6台、携帯4台を使用している。犯罪者や災害現場などの早期発見と未然防止、不法投棄者の摘発、隊員の安全を守るなどに威力を発揮している。 NPO法人を設立し、平成17年10月1日より地域コミュニティバスの運行を行う予定。 | 八代環境パトロール隊 による下草刈の様子 | |
組織の特徴 | 自主防災組織(自主防災会、自治会など) | |
支援制度の活用状況 | セブン・イレブンから無線機(車載3台、携帯2台) 宝くじ基金団体から無線機(車載3台、携帯2台)、活動本部(プレハブ2.5間×4間)1戸 | |
活動ニーズとの対応 | 防災に関する基礎知識をつけたい 専門家との協力関係をつけたい 防災まちづくりの担い手を増やしたい | |
活動地域名 | 富山県氷見市八代地区 | |
設立年月 | 2001(平成13)年6月 | |
ホームページ | なし | |
なし | ||
記載年月 | 2005年4月 |