グループ名称 | 玄界中学校少年少女消防クラブ | |
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活動地域の特徴 | 地方都市圏(住宅系既成市街地) | |
対応する災害 | 風水害(住民対応力の強化) 火災(住民対応力の強化) | |
活動の概要 | ■離島防災を担う中学生 防災訓練 防災に関する学習 人材の育成 | 応急担架を作る 訓練の様子 |
玄界島島民のほとんどは漁業従事者であり、出漁中における島内の防災活動は高齢者、婦人、子供が主体となっている。このため、昭和46年7月に玄界中学校少年消防クラブが結成された。同クラブは3年生が正クラブ員で、1・2年生が準クラブ員として全校生徒で構成されている。 各学期に1回活動している。内容は消火栓からの放水訓練や119番通報のやり方(1学期)、防災関連施設への視察研修(2学期)、心肺蘇生法、止血法、病人・けが人の運搬法などの救急救命講習の受講(3学期)などである。2003年度には島内すべての消火栓と防火貯水槽の位置を調査し、防災マップを作製して島内の全家庭へ配布した。訓練指導は、管轄する西消防署と福岡市防災協会が当たり、教職員が補助指導する。この他、火災予防運動時には島民の防災意識を高揚するため、予防広報等を実施している。 同クラブは発足後30年以上を経過し、島内における位置づけも高く、島に残る同クラブ出身者の防災に関する意識レベルは非常に高い。なお、同クラブ発足後の玄界島における住宅火災発生は2件であり、犠牲者もいない。 2005年4月に玄界中学校少年消防クラブから玄界中学校少年少女消防クラブへ改名した。 | ||
組織の特徴 | その他(PTA、消防団、学校等) | |
支援制度の活用状況 | なし | |
活動ニーズとの対応 | 防災訓練を活発にしたい 防災への関心を高めたい 防災まちづくりの担い手を増やしたい 仲間と協力して防災まちづくり組織を立ち上げたい | |
活動地域名 | 福岡県福岡市西区大字玄界島 | |
設立年月 | 1971(昭和46)年 | |
ホームページ | http://www.fuku-c.ed.jp/schoolhp/jhgenkai/ | |
jhgenkai@school.fuku.-c.ed.jp | ||
記載年月 | 2005年7月 |