グループ名称 | 玉川田園調布会 | |
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活動地域の特徴 | 大都市圏(住宅系既成市街地) | |
対応する災害 | 地震災害(住民対応力の強化) 火災(住民対応力の強化) | |
活動の概要 | ■我がまちを守る震災対策(災害用援護者マップ・アメタンカーケセルダー等) ■防災訓練 ■地区の現状(危険度)把握 ■防災関連施設の維持・管理 ■子どもの教育・啓発活動 ■災害時要援護者の支援 ■人材の育成 | アメタンカーケセルダーを使った訓練 アメデケス |
1.要援護者マップの作成 阪神・淡路大震災で扉のゆがみや落下物などで閉じ込められ、連絡もできず、生きたまま火災の延焼から逃げられなかった人が多数いたことが報じられた。平素、町会というコミュニティの中で、どの家にどんな要援護者が住んでいるのかを把握し、地図上に建物外観図ととにも記入しておき、災害後連絡の取れない人の安否を積極的に調べることがコミュニティとして必要なことではないかと呼びかけ、登録を希望する各個人の捺印した申込書を集めて、町内全部の地図を作成した。防災訓練のたびに地元中学生からボランティアを募り、マップをたよりに要援護者を探し出して、ボランティアの車で訓練場まで搬送する救出訓練を実施している。 2.水利未整備地区に対する手段 水利メッシュにかからない地区に、500リットルの水タンクとD型ポンプを搭載したリアカー「アメタンカーケセルダー」を用意し、またドラム缶の下部にホース接続部を設けた「アメデケス」を配置し、常時雨水による補充を心がけ、可搬ポンプの活動領域を広げている。 3.「住宅防災対策」の推進 新築一般住宅に対する火災・煙報知器の設置は2004年12月より義務づけられたが、従来の家庭でも居住者の高齢化によって報知器の必要性が増している。町会では、2002年から業者と打ち合わせて割引価格で取り付けるよう交渉するとともに、会員の希望数をまとめて設置し、2年後の点検、電池交換も実施した。 | ||
組織の特徴 | 自主防災組織(自主防災会、自治会など) | |
支援制度の活用状況 | マップの作成にあたって写真作成、地図表示などに要する費用を2003年度世田谷区社会福祉協議会の地域の支え合い活動助成事業より、25万円補助を仰いだ。 | |
活動ニーズとの対応 | 専門家と協力関係を作りたい 街のどこが危険かを知りたい 防災への関心を高めたい 仲間と協力して防災まちづくり組織を立ち上げたい 防災まちづくりの担い手を増やしたい 新たな技術を活用して、地域の防災力を高めたい 防災施設の維持・管理を担いたい | |
活動地域名 | 東京都世田谷区玉川田園調布1丁目・2丁目 | |
設立年月 | 1932(昭和7)年10月1日 | |
ホームページ | なし | |
tamaden@r8.dion.ne.jp | ||
記載年月 | 2005年4月 |