グループ名称 | 滋賀県立彦根工業高等学校 | |
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活動地域の特徴 | 地方都市圏(既成市街地) | |
対応する災害 | 地震対策(建物の耐震化促進) | |
活動の概要 | 地区レベルでの防災まちづくり活動 ■専門家による技術支援(耐震診断学習・実践) | 江戸後期寺子屋として使われていた地域活動拠点「街の駅」での実測風景 |
・彦根市河原町は色街の風情が残る古い木造密集住宅地で、道路も狭く、滋賀県の調査では延焼要注意街区に指定され、住民の危機意識も高い。そこで、平成18年度より当校は京都大学経済研究所丸谷研究室、滋賀県立大学環境科学部柴田研究室とともに「防災・耐震・まちづくりフォーラム」の活動を開始した。 ・校内で3年の「課題研究」の中に「耐震調査班」を設け、関西の高校ではまだ例がない木造住宅の簡易耐震診断への取り組みを開始した。まず校内で耐震診断に関する基礎理論や実地調査演習を行った上、町歩きとともに、協力を得た町家で耐震調査を行い、図面化して耐震性を評価するものだ。 ・この活動で、生徒は学習による専門性の深化や社会性の向上、また高校と地域や大学・自治体・建築士会との連携、高校や地域住民の防災意識向上といった大きな成果が上がっている。他方、伝統構法の耐震性能を正しく評価する診断法や補強法が確立していないことからくる課題も認識された。正確な診断方法の模索を続けながら、この学習・地域貢献の取り組みを進めている。 ・「防災教育チャレンジプラン」に採択され、第3回全国防災まちづくりフォーラム(京都)では「板硝子協会賞」を受賞した。 ●滋賀県立彦根工業高等学校 | ||
組織の特徴 | その他(学校) | |
支援制度の活用状況 | なし | |
活動ニーズとの対応 | ・専門家と協力関係を作りたい ・防災まちづくりの担い手を増やしたい ・目に見える防災まちづくりの成果を上げたい ・新たな技術を活用して地域の防災力を高めたい | |
活動地域名 | 滋賀県彦根市河原町 | |
設立年月 | 2006(平成18)年4月 | |
ホームページ | http://www.genkou-h.shiga-ec.ed.jp/ 防災活動の詳細はこちら | |
info@genkou-h.shiga-ec.ed.jp | ||
記載年月 | 2008年3月(予定) |