事例分類表

防災まちづくり活動組織の概要
グループ名称 今井町防災会
活動地域の特徴 地方都市圏(既成市街地)
対応する災害 地震対策(住民対応力の強化)、火災
活動の概要
今井地区自治会、今井町町並み保存会、婦人会等の各種団体と協議し、橿原市の最初の自主防災会として、平成7年に発足した。先んじて平成5年には重要伝統的建造物群保存地区の選定を受けており、重要な文化財を受け継いでいる町であることを充分自覚認識し、運営にあたっている。
 

中町筋生活広場

生活広場看板
(旧西町)

旧西町生活広場
施設
地区内の9つの重要文化財と地区全体の歴史的な木造町並み景観に対し、防災性能を高めるために、4つの生活広場を設置し、各広場の下に40トン〜80トンの防火貯水槽や初期消火設備が整備されている。これらの施設整備は街なみ環境整備事業等により行われた。
旧北町生活広場(80トンの耐震性防火水槽、防災倉庫、可搬式ポンプ、トイレ、休憩施設)
中町筋生活広場(80トンの耐震性防火水槽、防災倉庫、可搬式ポンプ、トイレ、休憩施設)
旧西町生活広場(40トンの耐震性防火水槽、防災倉庫、休憩施設)
南町生活広場(80トンの耐震性防火水槽)
北環濠小公園(40トンの耐震性防火水槽、災害用井戸、炊き出しベンチ、非常用トイレ)
今井児童公園(100トンの耐震性防火水槽、60トンの貯水槽)
体制
今井町防災会は今井町1〜4丁目内にある17の町と1つのマンションからなる850世帯で及び2500人で構成され、それらを6ブロックで区分している。6つのブロックの役員はブロック長、副ブロック長、連絡責任者が配置され、約10世帯に1名の割で防災委員が各ブロック、各町毎に選出され、現在107名(内、女性22名)の防災委員がいる。
定例イベント
いまい防災フェスティバルの実施。年一回。防災訓練の競技、消火器操作訓練、心肺蘇生訓練、避難訓練、起震車による震度体験、防災・防犯ポスターコンクール、講演会などを行う。
定常活動
街頭消火器(木製収容箱付150基)の点検
可搬式ポンプ(2箇所の防災小屋に設置)の操作訓練
街角防災訓練(天ぷら油の取り扱いなど)
年末パトロールの実施
相互視察の活発な受け入れと研修
組織の特徴 任意団体
支援制度の活用状況 橿原市自主防災組織補助金交付要綱からの活動助成費と会費制
活動ニーズとの対応 防災まちづくりの担い手を増やしたい
目に見える防災まちづくりの成果を上げたい
活動地域名 奈良県橿原市
設立年月 1995年(平成7年)12月
ホームページ なし
E-mail @
記載年月 2007年2月 

所在地 〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1 電話番号 03-5253-2111(大代表)
内閣府政策統括官(防災担当)

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