グループ名称

グループ名称 早稲田商店会 (早稲田いのちのまちづくり実行委員会)
グループの属性 商店会 活動地域 東京都新宿区
テーマ 商店街の活性化が達成する防災まちづくり活動
発表者 久保 理砂子氏
発表方法 発表者による説明 ビジュアルプレゼンテーション
発表内容 ・早稲田の町にはいろいろな人、いろいろなグループがあるが、今日発表の22グループの活動が皆違うように、それぞれの人や組織は考え方が違うということを前提に、それぞれが少しずつ動いてくれればいい、そんな中に商店会としての動きもある、という考え方でやっている。
・なぜ防災まちづくりか:早稲田の町は大学が2万人、周辺人口が2万〜2万5千人くらいだが、夏休みに学生がいなくなるととても静かな町になる。10年前そんな夏にお客さんがいないから何かやろうよ、といったのが始まりだ。1996年夏に「夏枯れ対策」として大学を借りてイベントをやったが、大学を借りる理屈として当時関心を持たれていた環境リサイクルを掲げた。空き缶とペットボトルの回収機「エコステーション」は缶などを入れるとゲームを始め、当たると餃子サービスなど商店会の割引券が出るようになっている。子どもは外を走り回って空き缶などを拾ってくるようになる。結果としてまちがきれいになるが、1週間位で飽きてしまうものの、このときに落ちている缶がどんなに汚いかということを実感すると、ポイ捨てをしなくなる。
・こういうことを通して、自分たちのやりやすいやり方で、面白いなと思うことをすれば、皆ついてきてくれる。何かちょっと得するなということがあれば、次もやってみよう、ということになるということを実感した。
・エコステーションは全国90箇所あり、神戸の長田にもある。長田の人たちに自分たちのまちを守るのは自分たちしかないと聞き、そこから防災に入ってきた。
・今私たちのやっているのは年5千円払うと30万円分の疎開費用が出る「震災疎開パッケージ」だ。何かあったとき他のところに助けてもらおう、ということだが、1年間何もなければ各地から特産品が届くもので、何か面白い、わくわくする切り口で災害を考えようというイメージだ。
・この8月に実施した「防災キャンプ」では損保協会の「まち歩きキット」を使った。今回はまち歩きだけでなく、小学生が防災劇を作るということをやってみたが、小学生でも真剣に劇を作って保護者の前で上演することができた。
・早稲田のまちではこんないろいろなことをやっている。

資料 配布資料 なし ブース展示 なし

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内閣府政策統括官(防災担当)

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