グループ名称

グループ名称 霊屋下町内会
グループの属性 自主防災組織 活動地域 仙台市青葉区
テーマ フェイス・トゥ・フェイスの啓発活動
発表者 長内 和彦氏
発表方法 発表者による説明 ビジュアルプレゼンテーション
発表内容 ・災害に対しては地域が鍵を握っている。私たちにできることはどんなことがあるか、という問題意識から活動をすすめてきた。宮城沖地震の危険が言われているが、毎年地震が起きている。私達はもっと対策を急がばならない。
・霊屋(おたまや)とは伊達政宗の霊廟があることからついた地名だ。私たちの活動はまだ歴史が浅く、平成15年三陸南地震発生後、町民から「もっと情報がほしい」という話があったので、消防署から防災のパンフレットをもらってきて全戸に配布したことが始まりだ。次に、より地域の生活に密着したものをつくろうということで、児童を含む町民有志で「防災マップ」を作り、全戸に配布した。
・町内会としての活動は「防災を考える会」開催と、「防災アンケート」の実施が最初だ。地震の被害を受けるだろうと考えている人がほとんどなのに、何も準備していないというひとが多かったため、本格的な活動を開始した。
・平成16年には「災害に強い町づくり」というテーマで「青葉区まちづくり助成事業」に応募し認定された。災害に強い町はどうやって作るかだが、個々が災害に強くなることが地域の防災力を高めると考え、防災知識普及、家庭内での防災意識向上、防災準備、防災訓練を行った。
・町内会では「緊急災害連絡所」を万一の時には必ず設置するようにした。平成17年には「防災マニュアル」保存版を配布(冷蔵庫にでも貼れるようなもの)
・体制面では、町内を6ブロックに分けたところ、連絡が円滑になった。
・最近は「高齢者の防災準備推進活動」(家具固定など)を宮城県建築士会の協力を得て開始した。8月の地震後、アンケートを実施したところ、身の安全対策はほとんどの人がとれてきた感じを持った。今後も「意識づくり」「まちづくり」を進めてい
きたい。
 

資料 配布資料 有A4 1ページ ブース展示 なし

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