グループ名称

グループ名称 木ノ下町内会
グループの属性 自主防災組織 活動地域 仙台市若林区
テーマ 地域ぐるみで取り組んでいる夜間防災訓練の概要と安否確認について
発表者 木ノ下町内会長 高橋 みさを氏
発表方法 発表者による説明 ビジュアルプレゼンテーション なし
発表内容 ・木ノ下町内会は1,000世帯の大きな町会で、長い間地域ぐるみで防災活動に取り組んでいる。今は「災害は忘れた頃にやってくる」という呑気な例えの状況ではなく、「災害は来るときには来る」という状態にある。町の回覧板には必ず「災害は来るときには来る」と書いておいて、私たちは常に災害に備えている。
・常時携帯品について:会場で今、ホイッスル、ラジオ、ライトを持っている人はいるか?(誰もいない) 私たちはこの3つはいつも持って歩けと呼びかけている。私は阪神・淡路大震災や雲仙普賢岳などいろいろな被災地に行って教訓を学んでいるが、地震の時はデパートなどは真っ暗になる。ホイッスルは阪神・淡路大震災の教訓から、どこででも自分の居場所を分ってもらえるよう、市販のものに名前・電話・住所・血液型を記載したシールを貼るものにして、全世帯に配布している。
・「安否確認」について:町では全世帯を16に分け、いざと言うときに消防団OBや婦人防火クラブリーダーなどが中心となって、各班毎に救助に当たることにしているが、家に被災者がいるかどうかすぐ分かるよう、全戸にこの札(表:木ノ下町内会、裏:赤字で「防」)を配布している。これは表側を出して常に家の前に下げておき、災害時に家族全員が家を離れる場合には裏(「防」)に返すことにしている。札が裏返っていない家には人がまだいる目印になる。ただ、災害時には全国からレスキュー隊が来るから何の目印か分らないのでは、と言われたので、市の消防隊にだけでも分ってもらえるよう、市消防局にこの札をお渡ししておく。
・「夜間防災訓練」について:通常の防災訓練では参加者がいつも同じなので、「夜間防災訓練」を15年前から実施しており、この工夫で勤め人や高校生も訓練に参加するようになった。

資料 配布資料 なし ブース展示 なし

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内閣府政策統括官(防災担当)

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