グループ名称 | NPO江東区の水辺に親しむ会 | |||
グループの属性 | NPO法人 | 活動地域 | 東京都江東区 | |
テーマ | 防災対策を考慮した水と緑のネットワーク再生構想 | |||
発表者 | 奈良 朋彦氏 | |||
発表方法 | 発表者による説明 | ビジュアルプレゼンテーション | 有 | |
発表内容 | ・仙台は杜の都というが、東京はたくさんの川と運河に囲まれた都市だ。特に東京駅—お台場—浦安—浅草の間は運河が多いが、徳川家康が江戸に入った時に運河を作ったという歴史的な経緯がある。運河の半分以上は水害の危険で埋められたが、江東区にはまだ残っているものも多い。こうした江東区の水辺の魅力を楽しみながらまちづくりをしていこうというのが、この団体の目的だ。 ・船を使ったり、緑を使ったりして遊ぶのだが、お隣の中央区の神田川・隅田川を守る会と共同でイベントをやったりもする。船にお客を乗せて、東京の水辺を知ってもらうイベントもやったが、「常盤橋船着場」(東京都が防災のために指定している)周辺で船が座礁してしまった。 ・そこで「防災に使える船着場」とはどういうものかということを調査した。川べりの防災公園(清澄公園)の近くなら、公園に避難する人も多く、こちらがいいのではないかとか、運河沿いは火は回ってこないので、歩けるようにしたらいいのではないか、といった防災上の提案をしてきた。 ・同時に、意識調査をしたり、行政・大学・小学校・商店街とで話し合ったりして、いろいろなことが分ってきた。例えば①非常時に使えるようにするためには普段から使っていないとダメ。防災船着場といっても災害時だけ使うのでなく、普段から使おうという意見を共有 ②使うためにはきれいでなくてはダメなので、マンション建設時に水辺空間を意識した開発をしたり、船に客をもっと乗せてアピールしたり、ということをした方がいい などだ。 ・私たちは楽しみながらこうした検討を重ね、防災対策を考慮した水と緑のネットワークの再生や、普段も楽しい水辺空間の提案などを行なっている。 | |||
資料 | 配布資料 | なし | ブース展示 | 有 |